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本領発揮!

未来ミクがのんきに寝ている頃、未来では

「メイド長!」

「は、はい!なんでしょう。恋音レーネ様」

未来ミクはいないのか!?」

「私どもも今必死に探しておりますが、まだ見つけられません」

「あぁ!なんでだよ!」

そう言って恋音レーネは右手を振った。するとメイド長は壁まで吹き飛ばされた。

「もう良い!今日は何もしない!」

「ですが…」

「口答えするな!メイドは私の命令に従うだけでいいんだよ!」

恋音レーネは足音あらく出て行った。

「くそっ!あのメイドは…今じゃ十人しかいない万能型が使えるやつなのに!どこにいった」



時はかわって現代いま

時刻は午前6時

私は布団から起きて、伸びをした。

「さて、お兄ちゃんを起こしに行かないと」

私はいつも通りに魔法を使おうとしたが、お兄ちゃんの部屋を聞くのを忘れていたことに気がついた。

「しょうがない。一つ一つ見て回ろ」

私は一つ一つドアを開けて行ったが、どこにもいなかった。最後に残ったリビングのドアをあけると、

「おはよう。ミク」

とキッチンで料理をしている奔馬に声をかけられた。

「もう!なんで起きているんですか?」

「あれ?ダメだった?」

「当たり前です!せっかく起こしに行こうと思ってたのに」

「いや…そこまでされなくても…自分で起きれますから」

「私に起こされたくないの?」

「いや…そこまで生活ができない人じゃないですから」

私はあっさり言われて、少し傷ついた。

「あっ。それと学校いけるようになったから」

「ホント!やった~♪」

私は飛び跳ねた。

「それと後学校行くときはこれを着るんだよ」

そう言うとお兄ちゃんは床においてあった箱から黒色の服を取り出した。

「何それ?」

「制服だよ。学校にはこれを着ていかないといけないんだよ」

「え~可愛くない」

事実、全く可愛くなかった。

「……あっそうですか。その文句は制作者に言って下さい」

「はい。ならしょうがないから着替えてくる。開けちゃダメですよ♪」

「わかってますよ。もし仮に開けたらどうなるんだ?」

「Killします♪」

私は満開の笑みでそう言った。

そんなことはしないとおもうけど。

「……エグいです」

「当たり前ですよ。女の子の着替えを覗くのですから」

「着替え終わったらご飯食べといて下さい。俺は先に学校に行ってますから」

「わかったけど、学校の行き方知らないよ」

そんなことで魔法は使いたくないからね

「…しまった」

お兄ちゃんは今気づいたようだった。

しっかりしているのか、抜けているのかわからない…でも思いやりのある人なんだな

「う~ん…困った。今から地図を描くからそれを頼りに来て。ほんとは一緒に行きたいんだけど、用事があって」

「わかった。一人で行く」

「良かった。気をつけてきてね」

そう言ってお兄ちゃんは慌てて家を出て行った。

さて。着替えよ。



俺は学校に着いてからあることに気がついた。

しまった。ミクに拳銃渡すの忘れた…


現在いま、世界では犯罪があり得ないほど横行していて、今じゃ法律で銃を持つことを義務付けられているのだ。それと高校卒業までは週三時間、護身術を学ばなければならないという法律まである(体育とは別の時間で)。


仕方ない。来たらすぐに渡そう



奔馬がそう思っている頃未来ミクは人相の悪い男たちに囲まれていた。当然のように手には刃物や銃を持っていた。

「ねぇ。お嬢ちゃん。俺たちに付いてきてくれないかな?」

「なんでですか?」

「楽しいことがいっぱいできるよ」

どうやら、私を誘拐しようとしているのですか…バカな人たちですね

「連れて行きたいのなら、強引に連れて行けば良いじゃないですか?」

「ふざけるんじゃねぇ!」

「ここで殺す!」

と言うと全員武器を構えた。

「宣戦布告と見えました」

「死ね!」

銃弾がたくさん飛んできた。

防御型『水壁ウォーターウォール』発動♪特殊型『加速アクセル』♪攻撃型『氷槍アイススピア』発動♪攻撃型に関しては両手に装備。

私はこれだけの情報をデバイスに素早く打ち込んだ。

コンマ一秒もしないうちに、私の前に水の壁ができ、銃弾をすべて受け止めた。すでにその時には私は犯罪者の後ろにいた。

終了チェックメイトです♪」

私は微笑んだ。犯罪者には悪魔のほほえみに見えたかもしれない。

どうも唯です

次は装甲を更新します



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