第29話 溺れる者は他人を巻き込む
僕は化け物になった男の攻撃を避ける。その拳はコンクリートを軽々と壊し、一歩踏みしめるたびに床が軋む。まさに、巨人と言っても差支えがない程だ。天井と頭がすれすれの中で僕を襲ってくる。この体格差、まるでダビテとゴリアテの戦いみたいだ。
ガット・ネロマスクに完全変身できた僕はとてつもない身体能力を発揮できるし、マントで飛びまわって避けたりもできる。
しかし、相手のリーチが長すぎるし、その巨体に似合わず俊敏だ。なかなか踏み込めず、後ろへ、また後ろへ追いやられる。このままでは外まで押されて、周りの人たちを巻きこんでしまう。このビルから聞こえる破壊音を警戒して、関係のない人たちが避難している事を祈るしかない。
「トール、この人に、何があったのか、分かる!?」
『……いや、俺にもさっぱりだ。急に魔力が膨れ上がったのは感じたが、それがどうしてなのか……』
僕は避けながら思案する。決して攻撃を当てるのは難しくないだろうが、その時が無防備になる。巨人の体が丈夫で攻撃が全く通らなかったら、反撃されてしまう。今は完全に変身したとはいえ、その防御性能を見てみる気はない。
どうしてこの男が巨人になったのか、その原因さえ分かれば、なにか突破口が開けるかもしれない。この男に何があったのか、分かれば……。
「……そうだ。この男が変身する前後の記憶を見れば、何か分かるかも……」
『もしかして、【夢のアルバム】で、こいつの記憶を覗き見るのか?』
「……うん」
僕は緊張しながらの提案に、トールが苦々しい声を漏らす。
『しかし、それだと見ている間だけでも三十秒以上、歌う時間も含めると四分ぐらいは無防備になるぞ。それには、こいつを一旦ダウンさせなくちゃならない。どうすんだ?』
急所への一撃を決めなければならない。いつもみたいな金的は痛いだけで他の部位にはなんの影響もなく、巨人の痛覚がマヒしていれば無意味だ。それならば全身に血液を送っている心臓を狙うかと思ったが、分厚い胸板では攻撃が通るかどうか分からない。頭だって、頭蓋骨は固い……。
「それなら……」
僕は飛びあがり、爆発するような破壊音を響かせながら、天井を蹴り破って一つ上の階にいく。
上に逃げた僕に攻撃しようと、巨人は天井を貫いて拳を振るってくる。天井が瓦礫の雨となって巨人に降り注ぐけど、巨人はびくともしない。盲目的に僕を狙ってくる。
「があぁぁ?」
天井を破壊したけど、そこに僕はいない。なぜなら……、瓦礫の雨を目くらましにして、僕は巨人の首の後ろに迫っているのだから……。
「ガット・ネロ・ヒールクラッシュ!」
僕は太くなった巨人の首の窪み。肩から下へ信号を伝えるための神経が集まっている部分を狙う。首は鍛えづらい部分であり、巨人の筋肉の付きかたが一番甘かった。そして、踵は蹴りの中でも強力だ。普通の人にとって踵落としは放てる高さの制限があるが、空を飛べるガット・ネロマスクにそれがない。
これが今僕にできる一撃必殺。
『死ねー!!』
踵にかかる強すぎる反動を感じると共に、トールが怨嗟の叫びを上げる。別に目的を見失っているわけではなく、それぐらいの力を込めなければ効かないような気がしたのだと思う。
そしてその威力は、巨人の首から全身、足へと巡り、床にまでヒビが入る。もちろん、巨人は倒れて動かなくなる。
『さぁ、今だ、トオル!』
僕は精神を集中させる。目の前の男を元に戻してあげるために祈る。何があったのか、謎を解いて助けてあげたいと願って、【夢のアルバム】を歌う。
だから
二人でアルバム開こう
くじけて 泣きそうな時も
二人並んだ笑顔が
不思議と勇気くれるよ
そして、僕の視界がゆがんで、三人の男と一緒に階段を上がっていた。
男の焦りが伝わってくる。
あんなガキを誘拐しちまったせいで、自分の首が飛びそうだという事。謎の黒いマスクのガキに頭突きで倒され、もう自分はおしまいだと感じた絶望。
(……どうして、俺がこんな目に会わなくちゃならねぇんだ。……良くてブタ箱、最悪、……組織に跡形もなく消されちまう!)
俺は顔をあげて、黒いマスクのガキを見上げる。
ガキは「……突き指した」なんて、ふざけた事をほざきやがる。こんなガキのせいで、俺は地獄に堕ちるのか……。
「ははは……。拳銃くらって、ただの突き指かぁ……」
笑えてくる、笑うしかない。他にどうしようもない。
俺は堕ちる、どこまでも墜ちる。どこよりも深く、どんな所よりも冷たい海の底に沈んでゆくようだ。
もし俺に力があれば、こんな状況も吹き飛ばせる。いや、上の命令なんて聞かずに、自由にできる。しかし、そんな都合のいい力なんて……。
“……オ前、力、欲シイカ……”
(……ち、か、ら?)
俺の頭の中で闇ように暗い声が響いたが、そんなの俺がためらう理由にならなかった。
だいいち、なんで俺がこんな目に会わなくちゃならねぇんだ。俺が何をした。あのガキに邪魔さえされなきゃ、何もかも上手くいったはずだ。そうだ、あのガキが、上で偉そうにふんぞり返っている奴らが、俺がこんな道を進むしかなかったようなこの世界が悪いんだ!
“……我ヲ受ケ入レヨ。サスレバ、汝、力ヲ得ン……”
(あぁ、そうだ、何だって良い。力を手に入れて、みんなぶっ壊してやる!)
俺は“そいつ”を受け入れた。俺の全てが闇に染まる。
“……契約、履行シタ……”
俺の意識が闇に沈んでゆくなかで、黒い鬼のような何かが一瞬だけ見えて、全ては黒く塗りつぶされ…………
“僕の意識”が僕の中に戻ってきた。どうやら、歌い終わった僕に、男の記憶が一瞬で雪崩のように押し寄せてきていたようだ。
しばらくぼんやりとしていたが、我に返える。男の意識の中に現れた黒い鬼。あれはいったい……
「……今の化け物は?」
僕は倒れている巨人を見つめながらトールに問う。
『…………なんで……』
トールが少し長めの沈黙の後に、ぽつりと呟く。
「トール、いったい何だったの?」
『……いや、俺にもよく分からない。分からないが……。あの黒い奴……、あれはディアブロスだった。俺の世界にいる化け物……。いったい、どうして、こんな所に……』
彼は自分が見たものを否定したいかのように、かすれた声をもらす。
「……トールの世界の化け物?」
『そうだ、この世界にいるはずのない化け物。……あいつらは人を襲い、食らう。狂暴だが単純な思考しかできず、やっかいだが武芸や魔法に心得があれば倒せなくはない……』
あの化け物があの男に力を与えると言っていた。自分を受け入れろと。
『俺はこの世界に来て、今はお前の中にいるだろう。奴も同じようだが、俺よりも一歩先に踏み込み、あの男の意識を取りこんで肉体の主導権を完全に奪ったようだ。……そして、恐らく俺達を狙っている。どうしてかは分からないが……』
僕らが話している間に、巨人の足がひくひくと動き始める。もう、ゆっくり話している暇はない。
『……元に戻すためには、あの男とディアブロスの魂を切り離さなければならない』
「じゃぁ、魂を切り離すための魔法を使うえばいいんだね」
『しかし、お前……、そのための歌は考えているのか?』
巨人が立ちあがりかけたので、僕は足を蹴って跳び、後ろから頭に思いっきり蹴りを放つ。巨人は再び倒れたけど、気絶させるには至らずに起き上がる。
「今、考えればいいんでしょ!? 今までと同じだよ」
崩れた天井に向かって飛び、巨人を上に誘って逃げる。僕は巨人が上がってくるのを確認しつつ、魔法の歌を考える。
しかし、この男はどうして人を傷つけるのだろうか。どんな理由があったのかは知らない……けど、この男が追いつめられたのは、やくざになって、人を傷つけるからこうなったのだ。
そうして今度は自分が絶望的だから、周りをそれに引きずり込もうとる。自分が滅茶苦茶になり、自分が自分でなくなってしまうのも構わずに破壊しようとする。癇癪を起してオモチャを壊す子供のように、この男は八つ当たりで人を壊すのだ。
「……八つ当たり……」
僕はふと思い出す。僕が安奈と黄麻に出会ったばかりの頃を……。
僕は二人に出会った時、イライラして二人をまこうとした事がある。その後も二人が無理やり誘って来るので、それに反抗をした。
そのうちの一つに、彼女がクッキーを作ってくれた事もあった。差し出されたそれを僕は手ではたいて、クッキーを地面にまき散らした。
その当時の僕は、二人が幸せだから僕を憐れんで、見下しているような気がした。それがたまらなく腹がたった。自分だけが世界の不幸を背負っているかのようで……。その癇癪を二人にぶつけたのだ。
もちろん彼女は怒った。でも、怒っているよりも悲しんでいるような顔に見えた。
彼女が食べ物を粗末にした事に対して、僕に謝罪をしつこく求めてくるので、仕方なく僕が不機嫌そうに謝ると、彼女はそれ以上僕を責めなかった。それどころか、彼女はクッキーを拾いあげ、今度は「公園の鳥にあげよう」と笑って誘ってきた。
僕は茫然と手を引かれながらも、彼女が強い事を実感した。僕は二人を拒絶し、悲しみに引きずり込むような事をしたのに、彼女は僕を悲しみから引っ張り上げようとしたのだ。
僕は自分の矮小さを恥じた。そして、他人を巻き込むのではなく、自分自身が幸せを目指さないといけないという事を知った。そして、自分の周りにいる人を上に引っ張りあげるべきなのだと。他人の幸せを考える事ができて、初めて自分も含めたみんなで幸せになれるのだと。情けは人の為ならずという言葉の意味を知った。
それから僕は、他人の親切を「同情」ではなく、それは「好意」だと素直に受け取れるようになった。そして僕は少しずつ前を向けるようになった。
それは、全て彼女が教えてくれた事……。
僕を追って来る巨人と、幼い頃の僕が重なる。僕はこれをなんとかしなくてはという思いがより一層強くなる。
「……よし、歌を聴いてもらうために、もう一度ダウンしてもらうよ」
僕は巨人の方へ特攻する。巨人が振るう腕をかいくぐり、巨人の向こうずねに――空を飛べるからこそ後の隙をなくすことができる――ドロップキックをかます。
巨人はたまらず倒れ込み、僕はすぐさまその首筋に蹴りを放つ。さっきと同じ要領だ。
「……さて、ディアブロス。お前の魂をここから追放する」
僕は巨人の前に立ち、願いを込めて歌う。
この男の不幸のスパイラルをここらで終わらす。
涙で曇る 虚ろな瞳 闇しか見えなくて
踏み外す足 くずれる道を どこまでも堕ちてゆく
全ての不幸 自分一人が 背負っているようで
この世界を 幸せ者を 自分と同じにしたくなる……
「!?」
僕が歌っていると、突然足に強い力をかけられる。歌っている間に、巨人が僕の足を握りつぶそうと手を伸ばしてきたのだ。
『トオル!』
完全に油断していた。その手から逃れようとしたが、態勢を崩してしまい、振りほどくのに数秒はかかってしまう。その間にも床に巨人は僕を床に叩きつけようと、高く振り上げた時だった。
「ピングルゥゥ・スウィング!」
鈍い音が盛大に響いてすぐに、掴まれた手が緩んで、放された僕は床に尻もちをつく。
「いたた……」
僕は眼を白黒させて、巨人の後に立つ人物を見る。
声からして女の子で、黒髪は背中にちょっとかかるぐらい。大人の男もののコートの裾を床で引きずり、目一杯に腕まくりして小さな手を外に出している。そしてプロレスラーのような目だし帽をかぶり、目と口とかわいらしい鼻以外を隠している。
「……き、君は?」
「私は通りすがりの魔法少女。……人呼んで、魔法少女ピングル!」
「……ま、魔法少女? そうには、見えないけど……。それに、そのコート……倒れていたやくざのコートじゃない?」
彼女は自慢げに金属バットを高らかに振りかぶる。彼女の格好で血に汚れたバットを持っていると、魔法少女ではなく殺人鬼みたいだ。
「い、今は変身できないの。……とにかく、こいつをどうするの?」
「あ、うん、任せて」
僕は慌てて巨人の方に向かい、続きを歌う。
どうして 人は不幸ばかり 数える
絶望に 歯止めが効かず 自分らしさ 消えてゆく
うつむいて 嘆いていちゃ だめなのさ
大きく 手を高く伸ばして きれいな青空へ
そうさぁ Push up Pull up together!
暗い影を振り切り どこまでも行けるよ
So yeah Get up Let’s hop tomorrow!
何度転んでも僕らは 明日があるのだから
一緒に歩いてゆこうよ
僕が歌い終わると、巨人から眩しい光が溢れてくる。その光の洪水に押し出されるようにして、黒い鬼のような影が巨人の中から出てきて、巨人は傷ついた男に戻る。ディアブロスは再び男の体に戻ろうとするが、魔法の光はそれを許さない。
『グオオォォォ!! 忌々シイ賢者メ! 必ズ、イツカお前ヲ永遠ノ眠リにツカセテヤル!』
敗北を悟ったディアブロスは、怨嗟の声をもらしながら空中で消えてしまった。
「はぁ……、疲れた」
全てが片付いて、僕は気が抜ける。こんなに大変なのは、生まれて初めてだ。
僕が床に座り込むと、自称魔法少女の彼女が手を叩く。
「はいはい。お疲れの所、悪いのだけど……。あなたは?」
「あ、えっと。僕は、いや、私は正義の味方、黒猫仮面」
なるべくカッコよく名乗ったが、彼女は「ふーん」と興味なさそうに頷く。
「それで、猫。ここに、男の子が捕まっているという情報があるのだけど、知っているかしら?」
「あれ? えっと、そんな子、いたかなぁ?」
『お前の事じゃないのか?』
「そっか!」
トールの言葉に、僕はポンと手を叩く。
「あっと、えっと、その子は大丈夫。無事だよ」
「……そう、じゃぁ、私もここらで退散させてもらうわ」
彼女は階段を上ってゆく。
「あれ? なんで上るの? 帰るんじゃ、ないの?」
「はぁ……、下で警察が取り囲んでいるわ。面倒な事になりたくなかったら、あなたも早く行ったほうがいいんじゃない?」
「そうか、ありがとう」
彼女は挨拶がわりに手をあげて、そのまま振り返らずに去って行った。
「金属バットにまたがって空を飛ぶのかな?」
あまりにも雰囲気ぶち壊しな想像に、トールがあきれる。
『そんな事、どうでもいい。それより、どうするんだ?』
「うーん、そうだね……。本当は逃げて、かかわり合いたくないけど、僕が誘拐されたって警察が知っていたら後の説明が大変だ。上の無事な部屋で、手錠をはめ直して、ずっと気絶していたふりをして、知らぬ存ぜぬで通そうかな」
『まぁ、それが一番だな』
僕らも階段を上り、できるだけ寝るのに快適な部屋を探した。
(しかし……、なんであの化け物がこの世界に……、俺を狙ってきたのか? だとすると、どうして俺を狙ってきたのか……)
トールはずっと考えていたが、結局何も分からなかった。
その後、僕らは警察に保護され、「ずっと気絶していて分からない」とだけ答えた。やくざを問い詰めて分かったのは、ガット・ネロマスクと名乗る、黒いマスクの少年が自分たちを倒した、という事だけ。警察はやくざ達が嘘をついているとまともに取り合わなかったが、だからと言って真相が分かるわけでもなかった。
後日の記事に、少年を誘拐したやくざがガット・ネロマスクと名乗る人物に倒されたらしいという情報が載せられ、みんなは面白半分に噂話をする。この町にヒーローが現れたと……。
◆◇◆◇
「田中君。昨日は大変だった?」
「まぁ、たいして話せる事はないのに、しつこく聞かれるものだから……」
僕らは放課後の部室でそわそわしながら話し合う。
警察に色々と質問されて疲れた僕は、思い切って午後から登校した。警察の人は学校を休む事を提案してくれたが、せっかく書いたシナリオのデータも無事だったのだ。渡辺さんに預けて、部長に渡してもらい、今日の部活でミュージカルに使うシナリオの発表がある。僕が一生懸命に書いたシナリオなのだ、絶対に休みたくない。
「でも、誰の作品が使われるかな」
「田中君のも良いけど、私のだって負けてないわよ」
彼女も自信満々だ。
ざわつく部室の中に、ドアを思いっきり開けて、いくつかの紙の束を持った部長が入ってきた。
「みんな! ミュージカルのシナリオの結果発表や!」
彼女は「じゃじゃん」と言いながら、いたずらっぽく微笑んで人差指を振る。
「良い作品が二つあってなぁ。どっちにするか、どエライ迷ったんや。……一つは田中トオル。お前さんの【C・J】のSFとファンタジーが組み合わさったシナリオはめちゃくちゃオモロイで。」
僕は褒められて、にやけてしまいそうになるのを一生懸命に我慢しようとするが……
「……しかし」
「えっ、しかし?」
……喜ぶのはまだ早かったようだ。部長がもったいぶって続ける。
「おまえのシナリオは、演出がややこしいわ。うちらには無理。これは小説として出版社に投稿したらどや?……と言う訳でもう一つの作品、渡辺薫の【Full moon night】、略してフルナイは恋愛メインやから、やりやすくて、めちゃくちゃハラハラドキドキするんや。……と言う訳で、今回は渡辺さんの【フルナイ】で決定や!」
「やった!」
部員みんなが拍手する中、彼女がガッツポーズをとる。僕は口をあんぐり開けて、茫然とする。けっこうな自信作だったのに……。
『……まぁ、お前はミュージカルのシナリオである事を全然考慮してなかったようだしな。そりゃぁ、仕方ねぇな』
僕は肩を落としながら、喜ぶ彼女に拍手する。
◆◇◆◇
――ディアブロスの奴、せっかく適合者を見つけたのに失敗しやがって。……だが、次は失敗しないぞ、賢者トール・T・ナーガ。俺は我らの繁栄のため、必ず田中トオルを永遠の眠りに引きずり込んでやる。
それまで、首を洗って待っていろ。我らはけしてあきらめない――
Hi! いつか、劇団四季のキャッツを見てみたいトオルです。この物語も、ようやく本番に入ってきた所でしょうか? ようやく立ち向かうべき敵の片鱗が見えました。普段は情けない僕のカッコイイシーンがあるのか!?
所で、作者の優魔くんによると、今回登場した魔法少女ピングルはこのシリーズ第三部として書くつもりのようです。まだプロローブしか書いていないようですが、この小説や最弱勇者みたいに見切り発進どころか、足だけ先に走って転ぶような事がないと良いのですが。ちゃんと、何十話か書いてから投稿してもらいたいものですね。
では、今日はここまで。また次回、お会いしましょう!