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修ズ!スター!中学生編 〜未来からやってきた友達!?林修が巻き起こす青春群像劇〜    作者: まくお


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花田花編第二話 花田花の悩み② 〜準備〜

 放課後《ほうかご》になった。私、花田花《はなだはな》悩みを解決するべく。林くんは全力で動いてくれるらしい。

 

 今は私は一人で埼玉県さいたま市うなぎ区の児童養護施設《じどうようごしせつ》「清流《せいりゅう》うなぎホーム」に帰ってるところだ。

 

 何か「策を考える」って言ってたけど、何をしてくれるんだろう?


 私は施設に帰りって直ぐに清流うなぎホームの先生に、未来からやってきた林修《はやししゅう》くんが来るって報告《ほうこう》してくれと言われただけだ。


「花田さんお帰りなさい」

 私にあいさつしてくれたのが副施設長《ふくしせつちょう》の清水典子《しみずのりこ》先生だ。

 

「はい。ただいま帰りました」

「花田さん、あなたはまだ子供なんだから。『ただいま』でいいのよ?」

「いえ……私はまだここに来たばかりですから」

 私は学校の先生に話す時と同じように話す。

 

「一時的かもしれないけど、ここはあなたの家(・)なのよ。ずっと敬語《けいご》で話さなくてもいいのよ」

「そうですか……」

 

「そうよ! ただ施設長《しせつちょう》は敬語使ってあげないと怒るわよ」

 清水《しみず》先生は少し冗談ぽくそう続けた。私はは少し愛想《あいそ》笑いをする。

 施設長の先生も清水先生も敬語を使わなくても怒らないとは思うが、私はそれができない。


 なぜなら私はずっと母と二人で暮らしてきたからだ。父には会ったことがない。

 母は親戚《しんせき》とも関係がないらしく。私は母以外の大人と暮らしたことはない。

 なので母以外の大人とどういっしょに暮らすかがわからない。今まで経験がないから。


 そうだ林《はやし》くんの事を先生に話さないと!

「清水先生。学校の友達の林修《はやししゅう》くんが施設に来るんですが良いですか?」

 未来からきたという事は隠しておこう……

 

「良いけど……林くんはどういう子なの」

「すごく、素敵《すてき》で優《やさ》しい男の子です」

 これを聞いた清水先生は、ぱあぁと明るい顔になる。

 

「あら! 花田さん! 林くんのこと好きなのね! 付き合っているの?」

「付き合っていません! 私には別に恋人がいます!」

 私は顔を赤くして反論する!

 

「うん? じゃあなんで林くんを施設《しせつ》に呼んだの? その彼氏? が来るならわかるけど……」

 そうすると清水先生は少し顔を傾《かたむ》けて考えながら私に聞く。

 

「実は彼氏も今、家のことが大変で私に構ってる暇はないんです。林くんには、私がこのホームで馴染《なじ》めないことを相談《そうだん》したんです。そしたらなんとかしてくれると言ってくれたんです」


「そうなの!? 林くんって子はそれができる子なの!?」

「なんか林くんは私の彼氏やその友人の悩みを解決《かいけつ》したんです。林くんならできるかもしてません……」

 

「えっ? 私も林くんのこと気になってきたわ! 二人で待ちましょう!」

 清水先生は私が馴染めない事をすごく心配してくれていて。手助けもしてくれた。

 それでも私は馴染めていない。

 私は清水先生と施設の入り口で待つことになった。

 

 清水先生はウキウキに林くんの話を聞いてくる! 清水先生も林くんに事は気になったのだろう。

 私は待っている間に知っている範囲で答える。

 

 清水先生はその事を聞いてこう言っていた!

「まるで林くんって未来からきたみたいね!?」

 私は笑ってゴマカシたが……未来からきたこと話した方が良かったかな……


 ***

「清流《せいりゅう》うなぎホーム」に帰ってから、一時間くらいしてから、林くんが現れた!

 

「初めまして! 清水《しみず》先生! 僕は林修《はやししゅう》! 未来からやってきたみんなの友達です!」

 

 林くんは入り口で待ってた清水先生にこうあいさつした!

「えっ? 君、本気で言ってるの? なんで私の名前知ってるの? どういうこと花田さん?」

 

 だめだ……やっぱり話しておけば良かった……

 私がどうしようか悩んでると林くんが清水先生に説明する!

 

「清水先生! 僕は未来からきたので先生のことも知ってるよ! この『清流うなぎホーム』にも二十代からきてますから!」

「二十代!? いや林くん中学生でしょ!?」

 ややこしくなってきた! もう細かいことは無視しよう!

 

「林くん! 学校終わってから何やってたの?」

 私は別の話題を振る!

「そうそう! みんなのために唐揚げと焼き鳥を作ってきたよ!」

 林くんは両手いっぱいにレジ袋を持っている。おそらくその中に唐揚げが入ってるのだろう。

 

「清水先生! これは僕が今! 居候《いそうろう》している相撲部屋《すもうべや》!不動山部屋《ふどうやまべや》の安心で美味しい食べ物ですよ! みんなに配っても大丈夫だよね?」

「え!? 居候《いそうろう》!? 君は相撲取りになるの? そうは見えないけど……」

 

 林くんは小さくて細身だ怪しまれても仕方ない。

「いや。そうじゃないんです。未来からやってきて住むところがないから住ませてもらってます! 他の居候先《いそうろうさき》も見つけたいのですが……あ! 心配なら不動山部屋《ふどうやまべや》に電話してくださいよ!」


「わ、わかりました……電話してみます……」

 清水先生はスマホを取り出し電話をかける。おそらく地元の有名な相撲部屋だから電話番号を知っているのだろう。

 

 先生が電話している間に林くんが話しかけてきた。

「花ちゃん! 実はね……ユーキと花ちゃんの子供の子孫が未来の総理大臣になるんだよ!」

「え!? えぇ!」

 私は飛び上がって驚く!

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