エーリン - Elin - 2
◯バラトール共和国・ヘルクラネウム市・門前
ベスビオ山を望む広大な扇状地に農地が広がる、〝バラトールの食糧庫〟ヘルクラネウム市。
市の入り口にそびえ立つ大きな門の前に、エーリンを抱えたヤンシャがふわりと降り立つ。
エーリン「ヤンシャ、ありがとう」
ヤンシャ「エーリンさん、気を付けてね」
ヤンシャ、エーリンの右手首に細いマクラメを結ぶ。
「何か困った事があったら、これを切ってね。私かルイが駆けつけるから」
エーリン「わかったわ」
エーリン、鞄を背負い直し、ヤンシャに別れを告げる。
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◯ヘルクラネウム市・郊外の畑
ブロッコリー畑の収穫作業を終え、畑から出てきたロマの男女の集団。
エーリン、右手の指を揃えて胸に当てるロマの挨拶をして、声を掛ける。
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◯バラトール共和国から西方50kmの街道
ロマのクンパニアに混ざり移動するエーリン。
ロマに聞き取りをしてノートに記録していく。
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◯砂漠
別のクンパニアを見つけたエーリン。
同行していたクンパニアに別れを告げ、新しいクンパニアに合流する。




