I'm gone
続かなすぎて辛い
バブルさんはレートさんを抱えて逃げ始めた、背後はキャンディさんが打ち前は手下らが打っている。なんとかヘリについてもみんなずっと落ち着かない、リーダーが死ぬかもしれないのだ。同期なら尚更焦るだろう。2人とも貧乏ゆすりをして自分を落ち着かせていたがやっぱり落ち着かない様子、僕も何か悲しかったけど涙を流すまではいかなかった。正直この前会ったばかりだし思い出はショッピングモールに行ったことくらいしか無い、同期でもなんでも無いから関係がないからだ。そんな事を考えてるうちに自分のアジトに着いた、みんな安心してくつろいでいる。キャンディさんとバブルさんは泣きながら止血をしている、しかし血は止まらない。切れ布がより赤く染まる、レートさんが細目を開けて言った。
「もういいよ、私のためにそんなことするなんて貴方達らしくない。新人のスナイパーをサポートできる人になってほしい、もう私の役目は終わったんだよ。」
2人とも大粒の涙をポロポロこぼしながら悟った、もう手遅れだ。死にそうになった人が喋れたり動けるようになると死ぬ直前だとわかっているからだ。なぜか僕も涙が出そうだった、なんだかんだ遊びに行くのが楽しみで仕方なかった。また来週遊びに行こうかななんて考えたりしてワクワクした、初恋の人だったかもしれない。僕は何個も大切なものを失った。家族も友達も、レートさんも、全部敵国のせいなんだ、殺してやる…
必ず敵国のやつ全員まとめて殺してやる。レートさんのように肺を狙って呼吸できないようにしてやる。
見てくれてあざます