You won't die
マジで続かん
「君はさ、どう思ってるの?訓練の事」
遊びに行く前日に紺色の髪の子に言われた、名前も言ってくれた。ブライト・レートだって。レートさんは嫌気がさしてるんだ、こんな軍に入ったところで人殺しするだけだって。
「私が入った時の訓練兵時代はヤバくてさ、こんなガキができっこないと否定ばっかりされたよ。苦しかったし今も正直嫌なんだ。みんなとご飯が食べれて布団に入れて、でもそれは人の立場による物なんだよ。戦争にあった人はろくに眠れてないだろうに。」
確かにそうだ、僕が今こうやって生活しているのも軍に入ったからだ。
ーーーーーー次の日ーーーーーー
そして当日、レートさんに会った。レートさんは、いつもよりニコニコしながら僕を見つめている。教官と隊長に外出の許可を貰いショッピングモールに行った、懐かしい雰囲気がそこら中にこびり付いていた。
「今はもう閉店してるけど、見るだけで楽しいでしょ?」
レートさんは、そう言った。その後もショッピングモールの庭にある止まっているメリーゴーランドや観覧車に乗った。楽しかった、もっと早くに出会ってればモールで実際に店に行ってショッピングして、遊園地広場で遊んで水族館行って、想像すると何故か涙が出てきた。後悔のような気持ちがジワっと心に沁みた。会ったばかりなのに恋人みたいな、暖かさを感じた。
「楽しかったでしょ?また時間がある時ここに遊びにこようね、別にどこ行ってもいいんだけどさ」
今日は楽しい休日だった。
見てくれてあざます