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『クジャクと鶴』

作者: 成城速記部

 クジャクが、鶴をばかにしました。いわく、お前は白一色で地味この上ない、私は全部のプレスマンを順序よく並べたかのように美しい。同じ鳥とは思えないくらい、私は美しいのだ。

 鶴も言い返しました。いわく、あなたは鶏と同じように飛べませんよね。私も、海を渡って、季節ごとに行ったり来たりすることくらいしかできませんけどね。鳥って、飛べることこそが鳥であることだと思うんです。私も、あなたと同じ鳥だとは思えません。ただ、その観点は、あなたと違うんですけどね。



教訓:人間にとって、速記が書けるか書けないかということがどういう意味を持つか、というようなことか。


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