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濃すぎだよ小杉くん  作者: 牛熊八千代
5/8

05【待ち合わせ】

今日も元気に濃すぎる日常を送る小杉くん

そんな小杉くんの愛用する鉛筆は5B

今日も右手には鉛筆の跡が黒く輝いていた


今日は数ある学校行事の中でも子供達に特別視される遠足だ!

しかも今回の目的地は遊園地!

否が応にも胸が高鳴る


「おはようBくん!」


「おはよう!」


二人は駅前で待ち合わせをしていた、何故かって?

それはこの学校が自主性の高い学校であるが故に遊園地に現地集合現地解散をとっているからである

その為、二人はクラスメイト数人と駅で待ち合わせをしていた


「よし皆集まったな?出発しよう」


「うん、けど小杉くんも一緒に行けたらよかったのにね」


「でも遊園地には必ず来るって行ってたから大丈夫だろう、多分」


プルルルルル♪


「ほら電車が発車するよ!」


BくんにはAくんの手を引いた

ドアが閉まりゆっくりと動き出す電車

Aくん達は席へと座り窓の外の景色を楽しむ

そしてそんな彼らの目に飛び込んできたのは、道路上でデカデカと遊園地方向と書かれたダンボールを片手にヒッチハイクをする小杉くんの姿であった


「「こ、小杉くん!!」」


今日も今日とて平常運転の小杉くんであった

なお小杉くんは無事に集合時間に間に合ったとさ

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― 新着の感想 ―
[良い点] 究極超人アールの主人公や鳥坂先輩のような日常の行動そのものがシュールでテンポよく楽しめました。鉛筆がどんどん濃くなっていくのは何かの伏線でしょうか。引き続き面白い日常描写を待ってます。
2020/02/11 16:01 退会済み
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