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☆ ルフラン
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夏の窓を開け放って
君との距離は0.00000000000000005光年
放課後の君は頬杖をついて
誰も知らない新しい宇宙をなにげなく語る
水色の風が吹き抜ける
白い教室は一瞬で真っ白な砂浜
青い波に濡れる君の制服
驚く君の笑顔が弾けて
君の透明な声が空に響いて
僕は純音に共鳴する音叉になる
潮騒は永遠のルフラン
君は永遠の真実
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旅に出よう。
大切な思い出の残る母校へ、二度と会えない、あの人の面影を探しに。




