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天才少年は檻の中  作者: ゆきや
檻の中
4/12

兄視点

俺は仕事が忙しい。

だが、社長であるのだから当たり前だ。

会社のこと、経営のこと、ほかの会社との付き合い方、全てが俺にかかっているのだ。

そのことを相談できる、唯一の存在である『ヒロ』

弟と似ているような気がして最初は話していたが、俺よりも大人な対応をしている『ヒロ』は社会経験も豊富なのだろう。

そんな『ヒロ』とオフで会うことになった。

俺も『ヒロ』も互いのことをもっと知りたいのだ。

だが、俺がどんな大人なのだろうかと考えていた予想を裏切り、

いや、ある意味予想通りに表れたのが俺の弟だった。

弟は『ヒロ』は驚いていた。

俺と同じように。

でも、いつの間にかネット上での会話と同じになっていた。

俺が会社の愚痴を言い、『ヒロ』が考えてくれる。

アドバイスをくれる。

それだけで嬉しかった。

ただ、他の家族には言わないでくれといった。

『ヒロ』は了承してくれた。

また、ぜひ会社に遊びに来てくれといい、別れた。

とても充実していた。

いつの間にか、弟ではなく『ヒロ』と話していた俺。

でも、『ヒロ』も俺を友達としてみてくれていた。

だから、俺たちの繋がりは簡単には途切れない。

家族であり、友達である『ヒロ』

これからも仲良くしていきたい。

そう願っているのだ。


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