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天才少年は檻の中  作者: ゆきや
檻の中
3/12

友達、家族、秘密

会ってみて、驚いた。

なぜなら、相手が自分の兄だったのだから。

しかも、長男である。

大手企業の社長だ。

だが、それは相手も同じだ。

まさか自分の弟が来るとは思っていなかったのだろう。

だって、相手の話し方はそれほど大人びていたのだから。

それにしても、ほとんど初めての会話だ。

兄弟だけれど。

だけど、意外とすぐに打ち解けた。

相手が身内ということもあったからだろう。

ネット上で交わしていた会話を、リアルでするだけだ。

実際、兄の相談事はネット上ではよく聞いていた。

会社についてのアドバイス、社長としての仕事の多さに対しての愚痴、何でも話せる最高の友達だったのだから。

身内に悩みを聞かれていたことは内緒にしてほしいと兄は言っていた。

ああ、さっきから普通に会話をしているようにしか見えないだろうが、俺はネットを使って発言している。

つまり、あまり気にしなくていいのだ。


次回は兄視点で行きます。

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