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君色スカイ  作者: 悠太
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入学式(融サイド3話)

知らない女の子と隣同士で歩いて

親や来賓の間を通り入場した後は

なんだか聞くだけでテンションの下がる国歌を歌い

その後は初めて聞く校歌を歌い

別に尊敬もしないけれど、周りがするから礼して

校長やPTA会長なんかの「桜の花びらが・・・・」とかから始まるつまらないただただ長いだけの話しを聞いている。


その後は体育館を出て、第二体育館とかいうちっちゃい体育館に集まってクラス発表だった

僕はF組

先生は英語の女の先生で、名前は忘れた。

正直先生なんて嫌いだ。

今までの自分の経験を生徒に押し付ける。

それが大嫌いだった。

僕の人生は僕の勝手だ。先生がどうこう言うもんじゃない。

それにどうも先生って言う生き物は生徒を下に見ようとする。

それも嫌いだ。

教えるときに教えってやってんだよ。っていうオーラがバンバン出てる。

だれもお前に教えてほしいわけじゃないっての。


まあそんな先生嫌いな俺が8年後には教師を目指すんだから

世の中何があるかわからない。


入学式の間も、クラス発表の間も僕はずっとひとつのことを考えていた

考えていたというより探していた

朝、坂の上で見た女の子を

特に見た目が変わって居たわけではない。

でもなぜか、目に焼きついていた。


そして、探し物は思わぬところで見つかった

それは、クラス発表のあとF組に行き、自分の席を確認し、席に着いたときだ

自分の席に着き、ふと横を見ると。

朝の女の子がそこに居た。

でも不思議とビックリはしなかった。

たぶん教室に入ったときから、そんな予感はしていた。

予感というよりは、

あのオーラというか、雰囲気を感じたからだ。

近くで見るとますます普通の女の子だ。

身長は160無いぐらい

ショートカットで

顔は芸能人で言うと、志田未来と北乃きいを足して二で割った感じ

まあ、特別かわいくは無いけど、クラスの中では上位半分には確実に入る。

でも、僕が彼女が気になるのは外見じゃない

彼女のほかの人とは違う。

なにか、暗い一面を持っているような

そんな、不思議な雰囲気が僕は気になってしょうがなかった。






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