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秘密の報告書  作者: 藤岡
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12月01日

今年最後の月が始まった。


光司は今日も楽しそうに運動をしたり、絵を描いている。

そんな光司を眺めている時間は俺にとって幸せな時間だ。

あと何度この光景を見ることができるのだろう?なんて考え始めると少し寂しい気もするが、いつかは終わりが来るんだ。


なんだってそうだ。

いつかは終わりが来るものなんだ。

だからこそ、その日を迎えるまでの時間を俺たちは大切に過ごさなくてはならない。

それがどれだけ過酷なものであろうと、辛く苦しいことであろうと、目を背けず真っ直ぐに捉えてその時間を噛み締めなければならない。

そうする事によってきっと成長出来るはずだから。


光司には強くあってほしい。

喧嘩が強いという意味では無くて、どんな困難にも立ち向かえる強さと、人を頼ることが出来る強さ。

多少のプライドは必要だが、時にはそれを捨ててでも人に頼るべき時がある。

一人で抱え込み解決出来る事ばかりでは無い。

我慢も必要。だけど我慢のし過ぎは毒だ。

その判断がきちんと出来る人であって欲しい。


光司が頼っても良いと思える大人が、友人が、星の数ほど存在すると俺は願っている。

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