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秘密の報告書  作者: 藤岡
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11月05日

俺はまだ揺らいでいるのか?

もう決めたはずなのに。

これが正しいとは言いきれないけれど、幸福を求めるのならばこの道しかないというのに。

何を躊躇する必要があるんだ?

どうして手が震えている?

どうして泣きそうなんだ?

分からない。


もう決めただろ。

揺らいでいる場合じゃないだろ。

思い出すな、優しい笑顔を。

思い出すな、楽しいと思えた日常を。

思い出せ、性に支配されたあの表情を。

思い出せ、幾つもの命を踏み潰した日常を。


逃げるな。

ここで逃げたら負けだぞ。

逃げるな。逃げるな。立ち向かえ。

大丈夫、目の前にある壁はどれだけ高く太陽を遮ろうとも、少し突つけば崩れ落ちる脆い壁だから。

大丈夫、ただのハリボテだ。大丈夫。逃げるな。大丈夫。

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