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秘密の報告書  作者: 藤岡
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07月18日

光司が蹴ったボールを見失ってしまった。

山の中へ飛んでいったボール。

すぐ近くにあるだろうと探したけれど見つからなかった。

どこか木にでも引っかかったか?とくまなく探したんだけどな。

光司が落ち込んだ顔をするから、新しいボールを買おうと提案したが光司は首を横に振る。

どうやらあのボールが気に入っているようだ。


それからまた探してみたんだけど、やっぱり見つからない。

今日は諦めて帰ろう。と光司の手を引くと、光司は少し踏ん張ったように見えた。

俺はしゃがみこんで光司と目を合わせた。

また明日探そう。

そう言うと光司は大きく頷いたんだ。


別に特別なボールってわけじゃない。

光司に体力をつけさせようと考えた時、遊びも必要だと思い適当に選んで買ったボールだ。

やわからいゴム製の青いボール。

顔に当たったとしても痛みを和らげられるように柔らかいものを探したんだ。

結構遊んだからそれなりに汚れている。

それでも光司はこのボールがいいらしい。


子供っていうのは、すぐに新しいものを欲しがる生き物だと思っていたが、それもまた俺の勝手な偏見だったか。


見つかるといいんだけど、どうだろうな。

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