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【Zone STARZの物語】  作者: AQUARIUM【RIKUYA】
第5章:環水公園の灯と富山第二高校の絆 —Zone STARZの夜—
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第3話『校長先生の放送と佳菜子先生との秘密の会話』



ある日の富山第二高校の授業中、突然校内放送が流れた。

「生徒の皆さんへ。明日は休校とし、体育館に集合してください。重要なお知らせがあります。」


生徒たちはざわつき、何か特別なことが起こる予感に胸を高鳴らせた。

しかし、この放送の真意を知るのはごくわずかの人間だけだった。


担任の村留佳菜子先生は放送後、すぐに美香を放課後に呼び出した。

教室の隅の静かな場所で、校長先生は優しく話しかける。

「美香さん、村留先生から聞いたわよ。あなたのおじさん、(株)龍雷神の社長さんなのね?」


美香は少し驚きながらも答えた。

「はい、そうです。龍雷神黄金おじさんです。」


佳菜子先生はにっこりと微笑んで言う。

「へぇ… 有名な社長さんの親戚だなんて知らなかったわ。すごいわね。」


美香は照れくさそうに肩をすくめながら説明を続けた。

「私の父の兄弟の息子なんです。大樹と大和というおじさんたちの弟で、黄金さんもその弟にあたります。」


佳菜子先生は感心しながら、少し声をひそめて言った。

「それで、その社長さんが関わっているZone STARZが明日来るのね? みんなには秘密にしてるけど、私は知っているのよ。」


美香は頷き、「はい、みんなにサプライズで、楽しみにしていてほしいっていうことなんです」と話す。


佳菜子先生は美香の目をじっと見つめてから、優しく助言した。

「美香ちゃん、今日はゆっくり休んでね。明日は大きな日になるわ。みんなの驚く顔を想像すると、私もワクワクしてきた。」


その言葉に美香も笑顔を返した。

「はい!私も明日が楽しみです。」


こうして、富山第二高校はZone STARZの特別な日を迎える準備を静かに進めていた。

生徒たちの知らないところで、校長や佳菜子先生、美香、そして少数の関係者だけが胸を躍らせていたのだった。


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