第4話 騎獣がしゃべった⁉︎
「また人間か。」
へ?いま喋ったの、コイツ?
俺は、赤々と光り輝く天獅子を見る。
「其方、私を魔法陣なしで召喚したであろう?見たところ、魔力はなさそうだが。
一体、魔王にどんなスキルを頼んだのだ?」
コイツ、俺が魔王にスキルもらったこと知ってる。
「えっと…本に書いてあることを実際にできるってスキルなんだけど…」
俺は、天獅子の迫力に思わず、そう答えていた。
「ほう、それは面白い。それで其方、ここに来ていくつ経つ?」
「あぁ、着いたの、昼だったかな?」
「おぉ、最高記録ではないか。其方、なかなかやるな。」
「何で俺が魔王に連れてこられたこと知ってるんだ?」
「魔王は、いつも暇しておるからな。100年や200年に一度、こうして異世界から人を連れてくるのだ。これまで4、5名私の元にやってきたが、数時間で来たのは其方が初めてだ。」
「ふ〜ん、お前さ、どうやったら魔王に会えるか知らね〜?
とりあえず級を上げに来たけど、どうしていいか俺分かんなくて。」
「そうだな、天界を治める四神を、全て集めるといい。
火の神である私、水の神、風の神、土の神で四神だ。」
「へ?火の神?お前、天獅子じゃねーの?」
「失敬な。私は、天界の火を司る、火天獅子のレオンハルトであるぞ。そこらの天獅子とは格が違う。」
「それで、他の三神を集めるには、どうすればいいんだ?」
「其方、本当に何も知らんのだな。まずは勉強をせい。」
こんなとこでも勉強かよ。
俺は、火天獅子に説教をされてしまった。




