表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「趙雲の気まぐれ短編集」  作者: 趙雲
『光信じて』
62/69

「見えてきた答え?」

答えは分かっても……。


※約450字です。

2018年6月16日 9時40分頃

貸しスタジオ

鳩村涼輔



 我儘を言った先にどんな反応が待っているのか。

皆から拒絶されるんじゃないか。

或いは気を遣った返事をされて、その先に何も起こらないんじゃないか。


 そう思っていた僕の予想とは裏腹に、2人は満面の笑みで頷いてくれたのだ。

温かい、笑顔で。

話して良かったと思える、笑顔で。


 僕はすぐにお礼を言えなかったけど、自然と微笑む僕を見て2人は顔を見合わせ分かち合った。

そこに遅刻して入って来た雄平くんも加わり、何度も僕の試行錯誤な歌い方に合わせて演奏してくれたのだ。


 その中で1番そうかもしれないと思った歌い方は、誰かを勇気づけ笑顔にする訳でもなく、堂々と歌い上げる訳でもなく、悲しみを背負ったものでもなかった。

僕の歌い方はきっとこれなんだろう。

これしかないのかもしれない。

そんな歌い方は見つけられて、皆もいい感じって言ってくれたのに、本当に僕でいいのか迷っている間にリゾゼラが練習を見に来てくれる初日を迎えてしまったのだった。

ここまでの読了、ありがとうございます。

作者の趙雲です。


次回投稿日は、8月26日(土) or 8月27日(日)です。


それでは良い1週間を!!


作者 趙雲

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ