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亀甲の朝

Lyrics & Composition: RinToris

【亀甲の朝】


少しの寒さが 心地いいね

眠れぬままに 迎えた朝


出口の塞がれた 殻の中から

出る方法を考えていた


逃げることもできないまま

塞ぎこんでいたけど


ネオンで着飾る 夜景のような

恋にはしたくないんだ


水に浸る亀をみた

足や首をひっこめたまま

なかなか動かないけれど

それはそれで 精一杯生きてる



雨の降る町 色あせた景色

思うままに 歩いてみた


言葉にできない 想いが飛び交う

こんな雨では 洗い流せない


破裂した感情 固執した願望

いったい どちらに従えばいいのか


答えは出るようで 出るはずもない

今は この道を歩むだけ


澱んだ視界に苛まれれば

人は居心地のいい 別の世界を創る

だけど 自分の未来を開く鍵は

この世界で探す以外にはない


ゴールはまだ遠い 見えるはずはない

ただ ゆっくりと 次のステップを踏もう



水に浸る亀をみた

足や首をひっこめたまま

なかなか動かないけれど

それはそれで 精一杯生きてる


焦らなくていい 一歩ずつでいい

いつか 打ち解ける その日まで


亀甲 (かめのこう) は、岡山県美咲町にある駅の名前です。


数年前に、この地にひとり旅に行ったことがあり、見た風景や感じた空気と、その時の自分の心情を合わせて、曲を作ってみました。


亀甲駅とその周辺はなかなか面白いところで、駅舎の外観が巨大なカメの形を模していたり、たまごかけご飯でまちおこしを行っているお店があったりと、巡っていてとても楽しいところです。


何度も訪れたい、そんな温かな町の風景に、自分の気持ちを重ね合わせた、そんな内容の曲です。

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