〔第49話〕本編 プロローグ
こんにちは、本編開始です。
巨大人型ロボット通称“スフィア”。
世界は有りとあらゆる“今はもう再現できない未知の”ロストテクノロジーを使い争いに満ちていた。
そんな中、大国連合国が周回移動都市側にスフィアの模造品ベクターを使い攻め込もうと今、攻撃を仕掛けていた。
周回移動都市側は巨大な強敵222との戦いを前に、戦力を温存したい所だった。
〈左腕の破裂確認。応急処置対処致します。〉
——————バシュンッ!!!
〈完了。〉
「ダメだッ、数が多すぎる!拉致が垢あかねぇ!“連合”10機相手にこっちは3機だぞ!!!」
———[こちら司令本部。第四師団の皆、後5分で“ラウンド”が到着する。それまでは、]
「馬鹿か!!!こっちのスフィアはもうボロボロだ!5分持つわけねぇだろ!!!」
———[幸運を。]
「チッ!何が狙いだ!くっそぉ。前まで千機ぐらいすぐ出せただろ!222がそんなに怖いのか!」
焼ける様な夕焼けの空。
直径20kmの巨大な歩行建造物、“周回移動都市”をバックに戦う合計13機。
フレアや弾丸、ミサイルやレーザーが飛び交うSF的な戦場。
——————《ヴェルサイユ陣営の皆さん、こんばんは。連合の“ラスター•エネ•ウォンスキー”だ!ウォンスキーと呼んでくれ。》
「何ッ、お前…あの連合のラスターか。」
連合10機側の1機が劣勢の3機側に話しかけた。
もちろん数十mある装甲に包まれた機械の中での話、通信でだ。
——————《いや、だからさ…ウォンスキーって呼んでよ。》
「チッ。連合のラスターが222と都市側の戦争に漁夫の利しようってか。ラスター家の名が泣いているぞ!!!」
——————《ヴェルサイユ側の奴らって。自分たちの事“都市”側って言うよな…あれ不思議なんだ俺。ヴェルサイユ側じゃねぇのか?》
ラスター•エネ•ウォンスキーの言葉を無視し、再びゴングが鳴らされたかの様に戦闘が開始される。
連合側10機の猛攻がヴェルサイユ側の3機を圧倒している。
装甲は被弾で剥がれ落ちフライトユニットの半分が応答を返さなくなったその時、待ちに待ち望んでいたソレは来た。
「やっっと来たか!」
雨の様に降り注がれる弾丸やレーザーの嵐、その中で飛行機雲の様に残光だけを残し、こちらへ向かって来る1機。
——————《アレが例の…neworderか。》




