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周回移動都市ヴェルサイユ《原案》  作者: 犬のようなもの
《セカンドオーダー編》             ようこそ新世界へ〈前日譚〉
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〔第10話〕兎キック

 


 ——————ガチャッ。タァ〜ケェテェ〜エエエ。



「…」

「…」


 2人は恐怖で黙りこくる。


 なんで入って来れたんだよ…。

 システムの誤作動か?いや、そんな事ありえない。

 解除するには、ほぼ無限に近いパスワードを解除しなければならない。

 どんな凄腕ハッカーでも時間がかかる様に作られている。

 それをアイツがいる時にたまたまってそんな事…。

 つまり、考えられるのはひとつ。


 アイツが何かして無理やり開けたのだ。



 ——————オォォォォォォォオオオオイ!!!!



 猛獣の如く叫ぶゾンビ。

 飢えた獣みたいに玄関で暴れている。


「…」

「…」


 ゾンビはひとしきり叫びまくった後、静かになった。

 その様子を受け、フブは棚の隙間からゆっくり外を覗く。


「…」

「…」


 2人は声を出さない。

 小声でも喋れば隠れている場所がバレるそんな距離で再び聞こえた。



 ———『オォイイ…。ダレモイナイノカァ…』



 ヤツが棚を(へだ)てた、目の前にいる。


 少しでも音を出せばバレる距離だ。

 2人の間にいいしれぬ緊張感がはしる。


 ゆっくり覗かせた顔を縮めるフブ、兎は恐怖で叫びそうになるが、自分の口を必死に抑える。


 高校生2人が身を縮めてギリギリ入る棚の中、

 嫌な匂いが鼻を刺激する。


 これは腐臭(ふしゅう)か…?くっさっ…

 我慢出来ず兎は鼻を(つま)もうと腕を動かした、

 その時…。



 ———ドンッ。



 兎の腕が壁にぶつかり鈍い音が響いた。



 ——————『ンッ〜ダァレレレレレ〜…』



(やばい、バレッ…)


 兎はそれに焦ってしまい体がビクッと反応してしまった。



 ———ガタガタッ。



 ビクついたせいで連鎖的に手足が壁に当たる。



 ———『ダァ〜レェダ〜ッ…イッ、イタイィィイッタベナイデッェェエエエ。』



 (ダメだ…バレる…)







 ———————————————#####


「兎!」

「…ッ。うぅ、しぬぅ…」


相変わらず狭い棚に身を潜める2人。


「う、兎!!」

「……?」


 フブが兎の体を軽く揺らし、正気に戻させる。


「うぅ…。そそそそんな事よりゾンビが…」


「ねぇ、兎。外の鐘の音が“消えた”よ。」


「うぅ…そそ、そんな事よりッて静かに…アイツがッ…」


「ねぇーえ!」


「うぅ、たた食べられる…」


「ねぇ、ねぇーぇ!………ねぇ゛ーーー!!!」




「うわぁぁぁぁぁあっ!!!」

「うわぁぁぁぉぁあっ!!!」





 兎はフブの大声に驚き、フブは兎の驚き声に驚く。


「ちょ驚きすぎだってもぉー!!!」


「ななななにぃ…」


「そ、と!鐘の音消えたし、ゾンビもほら、あそこで5分ぐらい静かに外見てる!!」


 兎は耳を()ます。

 確かに鐘の音は聞こえないが…

 そんな事よりゾンビだ。

 私達は今、部屋に入ってきたゾンビに場所がバレそうなんだ…私の失敗のせいで………うぅ…。



 …そういえば、ゾンビさっきから喋らないな…。

 本当にフブの言っている通り大人しくなったのだろうか…。


 (いや、でもフブのあの大声は危ないッ…)


 フブの体に自分の頭を押し付けて棚の外の景色を見る。


「ん、急にどうしたの兎…外見るの?気をつけてね。って、ちょ、せまっ…」


「………な、なな…なんだ。」



 ゾンビがジッと窓の外の方を見ている。

 それはそれは、仁王(におう)立ちで真っ直ぐ背筋を伸ばして窓の外をジッと…。

 恐らくこれだけ声を出していれば、私達が棚にいる事自体、アイツはもう分かっているっぽいのに何故か外を見ている。


「…な、なに。」

「…しっ。しし静かに…」



 ———ペチッ。



「ちょちょぢょ、口押さえないでよ!」

「だだだだって、あ、あぶっない、ししし静かにしないと。」


 兎はビビり散らかしているのでフブの口を手で雑に押さえつける。

 フブは兎の手を口で咥えて振り払い言う。

 まるで気に入らないおもちゃを与えられた犬みたいだ。


「だ、大丈夫だよ…ていうか、私さっき結構、大声出したけどあのゾンビ微動(びどう)だにしなかったよ…」


「な、なななんでそんなリスキーな事するの…」


「音出してた兎に言われたくないね!へっ。」


「………しっ。ぞぞゾンビの気がこっちに向かない様に…」


 空が静かになっただけで特に異変はない様に見える。

 何がゾンビの気を引いているんだろう、鐘の音が消えた事がそんなに気になるのだろうか…。

 私達という獲物が目の前にいるのに何故…。



 ——————『イッ…イッ…イイイ。』



 ゾンビは苦しそうにしゃがみ込んで丸まった。

 お腹が痛くなったのだろうか。



 ——————『イイイィイイイイイィィ…』




「ねぇ…兎…どうする…?」



 ———「せぃやぁぁあああああ!!!!!」



「うっ?!兎ぃ?!!」



 ——————ドスッ!!!



 弱っているゾンビに、すかさず棚を開け飛び蹴りする。

 ゾンビが体勢を崩し仰向けになってもがく。


「しねぇー!!しねぇー!!」



 ——————ドスッ!ドスッ!ドスッ!



 兎がゾンビを上から踏みつける。



「ちょっ、ちょちょちょちょ!!」


「しねぇー!!しねぇー!!」



 ——————ドスッ!ドスッ!ドスッ!



 ———『タベナイディデッ。イィイイイッ!』



「ちょっと兎ッ…いくらなんでも!!」

「しねぇー!!しねぇー!!」


 その時、ゾンビが急に大声を出した。


 ———『ィイイイイイィイイイイイィ!!!!!イャァァァアアッ!!!!』



「うわぁぁぁぁぁあっ!!!!!」

「うわぁぁぁぁぁあっ!!」



 ——————ドスッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!



 ———『ィィィィイイイイイイイッ!!!』



 2人でゾンビを踏みつける。

 兎のチカラは弱く、ゾンビが雄叫びを上げながら抵抗して立ちあがろうとした所、フブの参戦によってゾンビが本格的に悲鳴を上げる。



 ———『ィィィィイイイイイイイッ…』



 ——————ドスッ!ドスッ!バキッ!ボキッ!ボキッ!バキッ!



 フブがゾンビの四肢を的確に蹴り折った。


「ふぅ…一旦。一旦…、、、。」

「しねぇー!!しねぇー!!」


「ちょ、ねぇーぇ。ねぇ゛ー!もういいって…」

「ハァハァハァ…う、うん…」


 ゾンビが折れた四肢をバタつかせ、口をパクパクさせながら必死に足掻いている。

 あれに噛まれたらゾンビになってしまうのだろうか。


「兎、これ、あれだね…なんかこのバタつき感アレに似てるかも………アレ、えーと……」

「ご、ごごゴキブリ…いや、せ、せせ蝉ファイナル…?」


「あーそうそう、蝉ファイナル蝉ファイナル。」


「さ、ささ最後を…え、ええエキサイトしている…」



 ———『ダァベェナァァアア…ッイ!』



「ゾンビさん…こんにちは私はフブです…。あー…。一様聞いとくけどさ…会話できる理性と知性とかは残ってらっしゃりますか…?」



 ———『ィィィィイイイイイイイッ!!』



「あー…これはダメそうですね。」


「ひ、ひひ非常に残念です…」


「とりあえず一旦このままにしておく?どっかに閉じ込めとく?」


「……危ないから外に捨てよう…」


「あー…………ん?流石に酷くない?警察来るまで待とうよ。」


「で、でも…つつつ繋がらない電話…警察と…」


「あーまだ繋がらないのか…」


「う、うん…」


「困ったねぇ〜。」


「で、でも…危ない……。このゾンビ、家に置いておけない…り、りリスクが高い…感染が…ウイルスが移るかも…」


「だからって…外に〜………あ、そういえば外!コイツ外、見てたね!外!!」



 フブは窓のそばに駆け寄り鐘の音が消えた空を見る。



「本当に鐘の音、消えてる!けど、普通の空じゃん。ゾンビ何見てたんだろう…」


「き、きき急に怯え出したね…ゾンビ…」


「そういえば、兎。ゾンビとは言え、弱った相手にさ〜…なかなかに外道だったね君は。」


「わわわ私を(あなど)ったゾ、ゾンビが悪い…」


「あー…うん。んー…。まぁそうだね。でも、なんで苦しそうに怯えてたんだろうね。兎ん()の窓、全部大っきいから“ナニカ”目についたのかな…?」


「ん、んー…」


 兎はフブのいる窓に近寄って外を見る。

 眺めはー…綺麗だ。

 いつも通りの空、上から見える小さな建物達。


「いいいいつも通りの景色だ…ね…」


「だねぇ〜。」


 お父さんが言ってた程、緊急事態では無いのではなかろうか。

 人間はそんな簡単に、ゾンビに負けるのだろうか。

 ゾンビ映画で出てくる人間は弱い、すぐ身内で争ったりゾンビに追い付かれたりゾンビに押し負けたりする。

 しかし、ゾンビ映画とは違い、有事の多い現代社会においては日頃からの備えがある。

 自分を守る為の武器、食糧、水、蓄電、備えは万全だ。


「ねぇー…兎、やっぱりさぁ…このゾンビさぁ…」


「ううう、うん。」


「風呂に閉じ込めとかない…?」


 風呂場から血液が下水に流れて感染が広がったり、マンション自体を汚染したりする可能性がある。

 なので、フブのこの提案は危ない。


「お、おお汚染広がりそう…。ここにしばらく置いて、も、もももし、明日の0時までに警察に電話、繋がらなかったら…おお、お、落とそう…」


「………まぁそうだね。うん、そうしよう。」







 ———————————————#####



 昨日、TVのニュースで戒厳令が出た。


「ねぇー!!日本の警察もっと頑張ってよぉー!!」


 そして今日、TVから流れたその情報。

 兎とフブが暮らしている大阪の警察署がゾンビに囲われて身動きが取れない状況になっているという。


「ねぇ゛ーーーー!!!兎ぃ!!もうやるしか無いね!」


「ま、ままままだ…0時には後2時間ある…」


「そんなもん知るかぁぃ!!!!」


 フブはヤケクソになっていた。



 ——————ズルズルズル。



 フブがゾンビの体に紐を引っ掛けて引っ張る。

 兎が後ろから掃除機でゾンビを押す。



 ———『ィィィィイイイイイイイッ…』



 ——————ズルズルズル。



 ———『ダァベェナァァァデェ…』



 ゾンビは四肢の骨を折られ明らかに元気をなくしている。

 感情が有るのだろうか…?

 いや残っているのだろうか?


 ベランダけん庭の端まで運んだ後、2人は悩み、話す。


「んで、こっからどうするよ兎〜。」


「んー…わ、私の家の庭の壁…凄い高さあるから…持ち上げるの大変そう…」


「んー…一様さ私達が作った畑にコイツの血とかが入らない様にブルーシート敷いた訳だけどさ…」


「うん…」


「なんか私達さ。間違えて人殺しちゃったから仕方なく遺体処理してる人みたいじゃない?」


「………うん。」


「まぁ…やってるか、それ。今。」


「…うん。」


「あー!!もう、んでこれ。えー…庭の壁の高さをどうやって突破するよ?」


「んー……思いつかない…1.5メートルはあるからね…」


「てかさ、下に落として人に当たったら危なくない?」


「たたた確かに…」


「んー……解体してゴミ袋に入れておく…いや、本当にそれは遺体処理じゃん。」


「そ、そそそうだよ…」



 ———『ィィィィイッ…』



「そう言えば、なんか、ずっと思ってたけど。多分人食ってるよね…コイツ…」


「そそそそうだね…なんか人間の声真似っぽいセリフがゾンビに食べられてる最中の人…みたいな感じだったからね…」


「んー…じゃあ地上ではもう何人か食べられたりしてるのか〜…いや、コイツがゾンビに齧られた時に言ってたセリフかもしれないね。」


 フブの言葉を聞いた後、兎は急に立ち上がりキッチンから包丁を取って来た。


「ど、どうしたのさ急に。」


「じじじ慈悲は、ない…」


「それで殺しちゃうの?」


「ち、ちち違う…こ、ここ今後の為に、じゃじゃ弱点を探す。」


「あー…なるほど…ね…もう処理、諦めて今後の為に有効活用するって事ね〜。いや、処理も兼ねてるか。」


「し、しし仕方ない…こ、コイツにもう慈悲はない…」


「んー…まぁ仕方ないかっ、それでいこ。」



 2人は返り血が付かない様に冬服のコートとカッパを重ね着する。

 幸い、兎の家には着ていない服がたくさん有る。


「なんで兎こんなに服持ってるの?」


「い…いいいつか友達と遊びに行くってなった時用に…」


「あ、うん…これからもっと色んな所いこうね。世界終わりそうだけど。」


「ァー…」


 他にもヘルメットやハンマーペンチそれらを用意して庭に集まる。


 2人は掃除用の分厚いゴム手袋を使いゾンビの前に立つ。

 あらかじめ体の手足(てあし)と肩、太もも、首をロープで地面に打ち付ける。

 電動ドリルで簡単にコンクリートに穴を開けれた。

 メカニックの私には簡単な事だ。



 ———『ィィィィイイイイイイイッ…』



「いくよ。」

「う、うん…」


 まずは万が一にでも噛まれない様、歯を全部抜く事にした。



「うぅッ…」


 どうやら、歯を抜く行為は結構なチカラがいるらしい。

 兎ではビクともしなかったのでフブがやる。

 兎が指示を出してフブがそれを聞く。



 ———ブチッ。ブチッ。ブチッ。



「ふぅ、全部抜けたよ…」


「お、おおお疲れ様です…」


「次はー?」


「つ、次は安全の為、顎を動す筋肉を全部切断する…」


「んーそれは……どこの筋肉?」


「こここ、ここ……」


 指で筋肉の場所を指し、フブがそれを切っていく。


「なんだかグロイけど、あんまり現実味ないね…」


「そそそうだね…。しかも、こ、ここコイツ…血がドロドロしてて全然出血しない…」


「あー確かに。なんか全然血が出ないね。」



 ———『ィィィィイイイイイイイッ!』



 その時、部屋の明かりやTVが付いたり消えたり点滅し出した。


「なになになになに?!」


「ま、まままた変なポルターガイスト…」


「ポルターガイストに変もクソもないよぉ!!」


「たたた多分、このマンションの閉鎖を解除出来たのも、ここここのゾンビが電子機器を狂わせたから…」


「え、ゾンビに能力あんの…?」


「わ、わわわからない…けど、コイツが叫んだ時、毎回なんか電子機器が狂ったりしてる…」


「えー、凄っ。私気づかなかったなぁ。」


「いいいつもの…家のポルターガイストっぽく無かったから…す、すぐ気づいた…」


「いつものポルターガイストって何よー…ねぇ゛ーーー!!怖いんだけどぉ!!!!」



 ———『ィィィィイイイイイイイッ…』



「つつ次は声帯を潰して…」


「…うん。」


 フブが包丁で喉を開き、切り取る。



 ———『スゥー…スゥーー…』



 ゾンビは声を出せず空気の抜ける様な音で鳴く。


「なんか…超ぉ可哀想なんですけど…」


「きき気にしない…ギジュツノシンポニギセイハツキモノ…」


「兎…悲しきバケモノみたいな喋り方になってるよ…」


「ザイアクカン…ハ、ナイ…」


「いや、絶対あるじゃん。でも、仕方ないよね。私達もさ、生きたいんだから。」


「うん…」


「そういえば、声帯切ってからTVの点滅無くなったね。」


「や、やややっぱり、叫び声を媒介(ばいかい)にして電子機器を狂わせていたんだ…。原理はわからないけど…」


「でもさー。それって凄い怖い事だよね。」


「……怖い。よ、よりによってゾンビが“ソレ”を持っちゃったから…」


「それって?」


「うんうん…な、なな何でもない。」


「何それ、ちょー意味深なんだけど。教えてよぉ〜。」


「わ、わわ私は何も知らない…」


「ねぇ゛ーーー!!!」



 ———ブンッブンッブンッブンッ。



 フブが兎の体を揺らしまくる。


「ねぇ゛ーーーえ!!!ねぇ゛ーーーえ!!!ねぇ゛ーーーえ゛!!!」


「わ、わわわかったから、ややややめてっ…目、目がまわる…背骨折れる…」


「よし、よかろう。では、教えたまえ。」


「アウゥ…こ、此間ニュースでやってたナノシステムってあるじゃん…?」


「ん?ナノシステム?そんなの言ってたっけ?」


「あ………うん…。い、いい言ってたの。そそそそのナノシステムって奴は人間の細胞を一時的に麻痺させるの…」


「うーん………………ゾンビの理由、多分それじゃん…」


「ち、ちち違う…」


「なんで言い切れるのさぁ〜?なんかゾンビ映画冒頭のテンプレじゃん!」


「な、ななナノシステムはあくまで電気系統の攻撃…ゾ、ゾンビみたいに細胞を変化させることは出来ない…はず…」


「えぇ〜怪しいってそれ〜…絶対それの影響なんかあるじゃん〜!」


「な、なな無い…とは言い切れないけど、もう臨床試験(りんしょうしけん)も何回もしてるから…た、多分違う…」


「んー兎が言うならそうかー。」


「そそそのナノシステムって奴が超進化して、小型化したら人に埋めて、埋められた人はその人の意思で目の前の人を自由に無力化できる様になる…」


「えぇ、夢の道具ヂャン。」


「で、でも、現状はそんな進化も小型化も出来てない…」


「そうなんだ…あーなんかそのナノシステムって奴?みたいな原理がこのゾンビに備わってたって事…?」


「あ、あああくまで予測で…あ、あああんまり、わからないけど…」


「へぇー…よりによってこのゾンビが人類より先に進化したかもしれないって事?」


「そ、そう…」


「怖いねー。」


「こ、怖い…」



 ———『ヒューッ。ヒューッ。ヒューッ。」



「…」


「…」


「次はどこ切るの?」


「つ、つつ次は頸椎(けいつい)を順番に……こ、殺し方探す続きやる…」


「………やっぱり、私達(人間)が1番怖いね。」


「…うん。」





今現在この作品に出て来ている人物の名前。

[兎][フブ][ツグネ][タフナ][配信者][セネカ•ミル•レイディ][ダーレン][メイトン][カンネロード(名前だけ)][エヴァンテ][セルフレイリア][ベリエッタ(名前だけ)][エウレカ(名前だけ)]


まだまだ、出番が出ていない登場人物が沢山いますね…。

これからもっと登場人物増えますが読者が覚えられる様にゆっくり出していきたいと思います。

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