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迫りくる射殺の気配

「ボク、どうしたの?」


すると、その男の子はその綺麗な瞳に涙をブワッと浮かべて大声で泣き始めた。

優美は慌ててその子をなだめながら話を聞くと、どうやらこれからおばあちゃんのお見舞いの為に病院に行きたいのだが、傘が無いらしいのだ。


駅から病院までは歩いて近いが、この雨では傘を差さなければ確実に濡れてしまう。


もちろん、小雨だからどうって事はないのだが、今の世の中では雨に濡れた姿で病院に入った場合、それが見つかれば即射殺だ。

これは、以前に逮捕されてようとなかろうと関係ない。

風邪を引く可能性があるにも関わらず病院に濡れたまま入るのは、テロ行為だとみなされているからだ。


なので、この子はこのままでは病院に行けず、おばあちゃんのお見舞いも出来ないのだ。

しかも、この子は優しい子で傘を忘れた訳ではなく、失くした人にあげたらしいのだ。


──困ったわね。どうしようかな……


優美は悩んだ。

今優美が持っている傘は一人分しか入らない。

なので、一緒に差していってもどちらかが濡れてしまう。

いや、下手をしたら二人とも濡れてしまうかもしれない。


そうなれば二人とも射殺だ。


そしてタイミングというのは良くも悪くも不思議なモノで、なんとそこに現れたのだ。

あの八神 蓮が!

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