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土の中からこんにちは!

「ぐ、動かねぇ」


あまりの息苦しさに目が覚める。金縛りかと思ったわはマジで。


 どうやら土の中にいるらしい。だって土の味がするもの。幼稚園の頃にミヨちゃんに喰わされた泥団子を思い出すね!


「ウゴゴゴゴ!フンガー!」


 まるで蘇ったゾンビかフランケンか、まぁ大体そんな感じで土の中から脱出に成功しました!


 自分の服装を確認すると、ほぼ裸のシャツ、昔のロックンローラーのようなボロボロのズボン、そして悲しみが溢れる裸足・・・。


 予備の服が落ちてないかと地面を見渡すと、木、土、岩、骨、金属質のナニか。


(ゴミ捨て場みたいだなぁ)なんて思いつつ、これからのことを考える。


 しょうがないので周りを見渡すと、木々の間から何やら建造物が見えた。一先ずあっちに向かうとしよう。


 なぜかズボンのポケットにあった飴玉を口に入れ、建造物に向かって歩き出す。うん、エナジー補給だよ。


 俺は一体誰で、どんな人間なのか。一切を思い出せずそれでも町?に向かって歩き続ける。




「俺のお足様が痛い!石とか木とか踏める仕様じゃないっ!」


自然からの足つぼマッサージに泣きつつ、それでも歩くしかないのが悲しい。


あとどれ程歩けばあの場所に辿り着くのか、分からないままにあの場所へ目指し続ける事にした。

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