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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第2章
82/132

いつのまにか 雫Side

それからあの子猫とあの女は週末に時々やってくるようになった。

ご飯を一緒に食べて帰っていく。


いつの間にか、それが普通のことになりつつある。

困ったものである。


これは恋愛ではないと思う。

では何といっていい関係なのであろうか?


夜に縁側でご主人になでられながら聞かれた。

「我々はいったいどんな関係なんだろうね?」

「うにゃ!」(他人!)

不満である。

苦笑してしながら言う。

「そこまで嫌うことはないよ。」

そうは言っても、気に入らないのだからしょうがない。

しかし、あの子猫は全く気にしないでグイグイ来る。


「まぁ、猫仲間?猫友達?」


ふんっ と鼻を鳴らして寝転がった。

友達ではないわね。


未来がどうなるかはわからない。

残念ながら、しばらくこんな日常が続いていくのかしら。

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