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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第2章
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休日のお昼ご飯 雫Side

”ししょー、また来ましたー”

そう言って、縁側に走ってくる子猫。

まぁ来るのは見てたからわかっていたけれど。


”ふう”ため息をついてしまう。

来なくていいのに。

”ししょー、暗いですよ。いっしょに遊びましょー”

”人のうちに来たのだから、騒がしくしてはダメよ”

”はーい”

わかったのか、心配になる返事ね。

”元気が有り余ってるなら、2階に行って戻ってくるのを2回やりなさい”

”わあ、面白そう。やってみるー”

そう言って走っていく。

まぁ、あの子が階段を昇るのは結構大変だから。

疲れておとなしくなるでしょう。


玄関から、ご主人の声がする。あの女と話しているらしい。

ご主人も困った声で対応している。


でも、結局あの女を入れちゃうのね。

キッチンに向かったらしい。


やがでキッチンからは料理のにおいがしてくる。

あれ・・・この匂いは・・

ちょっと不安になってくる。


”ぜいぜい・・2階に行って戻ってきましたー”

子猫が戻ってきた。

”じゃあ、ここにきて休むといいわ。”

”ぜいぜい。。ちょっと休みます。”


キッチンからは、料理のにおいがしてくる。

この匂いは、ご主人の好物。

大丈夫かしら。

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― 新着の感想 ―
[一言] あの女はご主人の胃袋を攻めてきた。
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