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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第2章
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いたずら

夜、家に帰ってきて玄関を開ける。

いつものように雫が出迎えに来てくれた。


「なぁ・・・」(・・・)

なんだか、様子がおかしい。

「どうした?雫?」

「なぁ・・・」(こっち・・・)


和室に連れてこられる。


そこには床一面に広がる、びりびりに破けたティッシュたち。

空になったティッシュBOXが転がっている。


縁側には満足そうにおなかを出して寝ているハナちゃん。

「にゃあ・・・」(止めたんだけど・・・)


なんとなく察した。


「ティッシュだけだから大丈夫だよ。雫はちゃんとハナちゃんを止めたんだね。」

まぁティッシュだけなら片付ければ済む。


片付けている間に、ハナちゃんが起きてきたようだ。


「ニャー」(おなかすいたー)

ハナちゃんが鳴いたところを初めて聞いた。

いつもは”ふるる”という声だけだったのに。


「はいはい、ご飯にしましょうね」

「ニャー」(わあい)

「雫もご飯にするよ。」

「にゃあー・・」(ご飯にしましょー嬉)


連れだってリビングに移動するのであった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 子猫のイタズラは仕方ない。だって子猫だもの。
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