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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第2章
62/132

緊急事態 雫Side

ご主人が、夜にいきなり出かけて行った。

その前に電話で話していた。

電話から聞こえてくる声は、あの女の声。


ご主人。そんなに急いで出かける必要はないのでは。


----

暫くして、ご主人が帰ってきた。

縁側でみていたが、あえて迎えに出ない。

ちょっと不機嫌である。


「雫、ただいま。お待たせしたね。」

和室に入ってくるご主人。

あの女と、別な猫のにおい。


「高木さんのところに来たハナちゃんが、ご飯を吐いてしまったんだって。」

「なぁあ・・・」(なにそれ、そんなことで呼び出したの?)

「だから猫は吐くことがあるから心配しないように言ってきたよ。

 あと、ご飯を一度にたくさんあげないようにも言ってきたよ」

まったく困った女である。

ご主人をそんなことで、呼び出さないでほしい。


「さて、ご飯にするかな」

すっかりご飯の時間が遅くなったご主人は簡単なものですませてしまった。


本当に迷惑なんだから。


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