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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第2章
55/132

再来 雫Side

「お邪魔します。」

「お邪魔します、山崎さんの家って、すごいですね。庭付き一戸建てとは知りませんでした。」

「いらっしゃい。まぁ賃貸なんだけどね。」

高木さん・田中くんがやってきた。


----

なにやら、この間の女と、やたら騒がしい男がやってきた。

つがいなのか?と思ったけど、そうではないらしい。

和室に通される。

もちろん、ちゃんと監視しないとね。

私もついていった。


私は、しばらくご主人の横で、寄り添って寝たふり。

ぱたっ ぱたっ

しっぽは動くのは本能なのでしょうがない。


「すごくきれいにしていますね。うらやましい。」

「まぁ賃貸なので自慢にはならないけどね。」

「いや、すごいですよ。」

「ところで、飲み物は何がいい?麦茶やウーロン茶もあるけど。」

「私は麦茶でお願いします。」

「ビールってありますか?」

「一応ちょっとはあるよ。」

「じゃあ、それで」


この、田中という男は、いちいち声が大きくてうるさい。

私が苦手なタイプだ。


きりのいいところで、2階に避難する。

ふぅ。うるさかった。

私はうるさい人間はだいきらい。

あの女も嫌い。

早く帰ってくれないかな。


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