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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第2章
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鈍感? 雫Side

夜寝る前に、ご主人が話しかけてきた。

「この間来た、高木さんって猫を飼いたいんだって。それで雫を参考に見に来たんだよ。」

ぱたっとしっぽを振る。

「それでね・・・参考にまた見に来たいって言っているんだけどどうかな?」

ぱたっぱたっぱたっ


ご主人は、鈍感なのだろうか。

きっと鈍感なのだろう。

まさか私が、歓迎するとでも思っているんだろうか。

「雫用のご飯を持ってきてくれるとも言っているんだけど・・・」

ぱたっ ぱたっ ぱたっ ぱたっ ぱたっ ぱたっ


そんなご飯なんかで私の機嫌が取れると思っているなら大間違いだわ!

私は食いしん坊ではないんですからね。


ご主人はため息をついて、横になった。

ようやく、私が気に入らないのを理解したらしい。


まったく、鈍感なんだから。

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