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うちのご主人の就寝 雫Side
風呂に入っている間中。入口で待っていないといけない。
この間、ご主人は風呂の中で寝落ちしたばかりである。
溺れないか心配である。
今日は無事に風呂から出てこれたらしい。
本当に世話の焼けるご主人である。
ご主人と一緒に寝室に向かう。
油断するとまたパソコンに向かいかねないからね。
広いダブルベッドの中で、隣で丸くなる。でも監視は続けないとね。
「くるる・・・」(あとで勝手に起きださないでよね)
「ごろごろ・・・」(なでても構わないけどね)
「はいはい」
ご主人の大きな手でなでられるのは悪くない。
「ごろごろ・・・」(くるしゅうない)
そうやって夜は更けていった。