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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第2章
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出勤 雫Side

ご主人が出かけて行くのを玄関で見送った後、縁側に行って外を眺める。

ご主人が出かけた先は、買い物ではないらしい。

以前みたいに、スーツを着ていた。


ということは、帰ってくるのが遅いのかしら。

早く帰ってこないかなぁ。


・・・・

・・・

・・


縁側でうとうとと寝ていたら、門が開く金属の音がして目が覚めた。

ご主人は、思ったより早く帰ってきた。

うれしい。


玄関に迎えに行くと、ご主人が扉を開けて入ってくるところだった。

「にゃあ!」(おかえりー)

「ただいま、ちゃんと雫のご飯も買ってきたよ。」

「にゃあ!」(ありがとー)


ご主人はまずは手洗い・うがいをして、クローゼットに行ってスーツから部屋着に着替えた。

私は、リビングで待っている。

「さぁ、ご飯にしようか。」

そう言って、ご主人はキッチンでご飯を作り始めた。


「そういえば、雫は職場で大人気だったよ。」

職場?私は行ったことはないはず。

なんでなのかしら。


・・・

・・

ご飯を食べ終えると、私は日課となった縁側での毛づくろい。

ご主人はその間、パソコンを開いて何かしているようだった。

まだ忙しいのかな?


そう思っていると、やがてご主人がやってきた。

私の隣に座って庭を見ながら、なでてくれる。


「今日は早く寝ようか。」

「ごろごろ・・・」(もう眠いです・・・)


さぁ、早く寝ましょう。

ご主人が歯を磨くのを待って、一緒に寝室に向かうのであった。

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