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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第2章
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出勤

朝の会議が終わり、自分の席に戻ってくると隣の席の同僚が声をかけてきた。

「山崎さんの家って、猫がいたんですね。」

「ああ、いますよ。どうして?」

「この間の会議の音声に鳴き声が入ってきていましたよ。」

なるほど・・・。声を聴かれていたらしい。


「私も見ましたよ、山崎さんの映像の後ろで白い猫ちゃんが座っているの。かわいいですねー。」

「え?あれって本物の猫だったの?ぬいぐるみかと思ってた。」

「あれは本物よ、ちょっとだけ動いていたもの。」

「やばいっすね、ぬいぐるみみたいにきれいな猫ですね。」


どうやら雫は人気ものらしい。

しばらく職場では雫の話で盛り上がった。


・・・・

・・・

・・


出勤といっても週に2~3日の交代制。

明日は自宅で在宅勤務である。


リモートワークができるのは良いが、確実に運動不足になる。

困ったものだ。


今日は、久しぶりの出勤だし早く帰ろう。

どうせ家でも仕事はできるのだし。

電車が混む前に早く帰るに限る。


「お疲れ様です。お先に帰ります。」

「お疲れ様でしたー。猫ちゃんによろしくです。」


すっかり人気らしい。

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