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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第1章
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エピローグ 雫Side

あの日から

私は、ご主人のために一生懸命頑張った。


「なぁぁ・・・・」(朝よ~起きなさい)

「にゃあーー!」(ご飯にしないとだめじゃない。)

「にゃあ~~」(夜更かししちゃダメよ)


ご主人は、あの日以来ぼーっとすることが増えた。

そんな時は、ご主人に寄り添って横になるのだ。

するとご主人は私の背中をなでてくれるのだ。


「雫、いつもありがとうね。」


大丈夫、きっといつまでも私はご主人と一緒にいるよ。

だから悲しまないでね。


あの日から、私の日課が一つ増えた。

毎晩、ご飯を食べた後に縁側に行って毛づくろいをする。

いつか、あの日のように奥さんが来ないかと思って。夜空を見上げる。

奥さん、約束通りご主人を守るからね。

だから、いつかきっと会えるよね。


さて、そろそろご主人を寝かしつけないとね。


そして今夜も

私はご主人に早く寝ろと催促するのだ。

一章完結です。

閑話のあと、まだ続きます。

よろしくお願いします。

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