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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第1章
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その日

奥さんが入院して1週間。原因はまだわからない。

症状はあまり快方に向かっているようには見えない。


心配である。


そんなある日、どうしても出席しなければならない会議があり、いつもより少しだけ残業をしなくてはならなくなった。


「ごめん、明日はちょっとだけ来るのが遅くなる。」

「大丈夫よ、無理しないで。」

そう言って気を使ってくれる奥さん。


早く良くなってほしい。


朝、雫にご飯をあげながら話しかける。

「雫、今日もちょっと遅くなるよ。ごめんね。」

「にゃ~。」(わかった~)

そして、カリカリを食べる。

分かってくれたようで安心。

では仕事にいこう。


その日の夜、会議が終わって自分の席に戻ると携帯いまだにガラケーに着信があった。

奥さんが入院している病院からだった。


”急に何だろう。”

不安になりながら、すぐに病院に電話をかけた。

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