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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第1章
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ケージ

雫を迎えるためにいろいろ準備していた。

2段に分かれたケージを購入し、下の段にはトイレとベッド

上の段には食事場所を設置。

基本的にはケージで生活をさせて、遊ぶ時だけ出してあげる・・・・予定だった。

これも、本を読んで検討した結果であった。


しかしながら、その考えはあっという間に断念することとなる。


雫を迎えて、一日目の夜。寂しいのか暗くなって寝るまで雫は鳴き続けた。

「にゃあ・・・にゃあ・・・・にゃあ・・・」


2日目、やはりケージに入れて寝てもらおうとしたけど、やはり鳴き続けた。

「にゃあ~。にゃあ~。にゃあ~。」

あたかも、”出せー。出せー。出せー”といった感じ。

奥さんが根負けしてケージから出してあげることとなった。


寝室に猫用のベッドを置くと、どや顔でやってきて丸くなる雫。

「一緒に寝たかったのよ。寂しかったんじゃない?」

奥さんはそう言って、雫を眺めるのだった。


うーむ。ラグドールは鳴かないんじゃなかったっけ?

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