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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第1章
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出会い③ 雫Side

新しい飼い主であるご主人が迎えに来たのはその後しばらくしてからだった。


その間、お母さんにいろいろ教わったりしつけられたりした。

いやぁ・・・大変だった。


”ほんと、この子は大丈夫かしら・・・”

お母さんは心配そうだけど、きっと大丈夫。

ご主人になる人は優しそうだしね。


その日、最後にお母さんは私のおでこを舐めながら言った。

”新しい飼い主のところではいい子にするのよ。そそうはしちゃだめよ

 愛想よくするんですよ”

なにやら信用無いらしい。

”大丈夫、任せて!”

そう答えると、なにやら心配そうな目で見られた。


ご主人のおうちまでは車で移動らしい。

だけど、真っ暗の中で何も見えない。

「にゃあー・・・にゃあー・・・」(外見せてー外見せてー)

奥さんが布をどけて覗いてくれた。

奥さんも優しそうな人だなぁ。


そうしてご主人の家に初めてやってきたのだ。

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