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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第1章
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出会い② 雫Side

「では、最近生まれた子を見てくださいね。」

飼い主に連れられて、お客さんが来たみたいである。

この日に備えて、お母さんからは念密に教育を受けてきた。

いわく、お客さんには愛想を振りまく。

お客さんが来たら膝の上に乗って甘える。

手を差し出されたら舐めてあげる、などなど。


兄弟たちはやってきたお客さんに教育された通りに甘えて見せた。


一方私は・・・


今朝はちょっとご飯を食べすぎたらしい。

おなかの具合がちょっと・・・


お客さんはその私を抱きあげようとするがそれどころではない。

”離して、私忙しいの”

なんとか逃れてトイレに急いで入っていく。

間に合った・・・

なにせ、トイレ以外で用を足すとお母さんに猫パンチされるからね。


私は、トイレに間に合ったので安心して眠くなってしまった。

トイレの近くで丸くなって寝てしまった。

夢うつつで声を聴いた気がした。


「どの子もかわいいわね、どうしましょう?」

「その子はどうかな?」


それがご主人との出会いだった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 雫ちゃん、可愛い! 時折、雫ちゃん視点になるのも良いですね。 我が家もかつては5匹程、猫を飼ってましたが 全員、天に召されました。 その影響か、自分の作品はよく猫が出ますね。 雫ちゃんに…
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