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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第1章
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夜更かし 雫Side

夜、いい気分で寝ていたのだけれどなんとなく目が覚める。

とは言ってもまだ眠いのだが。


あ・・・

ご主人がいない。

一緒にいたはずのご主人がいない。

・・・・何てこと・・・一大事だ・・・・


ベッドから抜け出し、1階のリビングに向かう。

あ・・・やっぱり。

なにやら、パソコンとやらに向かっているご主人を発見。

どうやらお酒も飲んでいる模様。


「ゔにゃぁぁぁ・・・・」(いつまで起きているのだー。怒!!)

夜更かしも悲しいが、最近お酒を飲みすぎである。


本当に心配しているのだから。


ばつが悪そうに、いそいそと片付けて寝室に向かうご主人を監視。

いい加減眠いのだから勘弁してほしい。


ベッドに戻ってからも、文句を言わせてもらう。

「ゔにゃぁぁぁ・・・・」(早く寝ろー。怒!!)


寝不足は健康によくないのだから。

ご主人にはまだまだ健康でいてもらわないと困るのだ。

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