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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第1章
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夜更かし

夜、ベッドに横になり寝ようと思った。

だが、何か寝付けない夜だった。


雫が横で丸くなっている。

前にも増して、一緒に寝ようと誘ってくる。

夜になると、何かと寝室に誘導してくるのだ。


「すー、すー・・・・・」

いつもなら眠気を誘うその寝息。

でもやはり寝付けない。 暑いわけでもないのだが・・・


やがて、雫の寝息の音が変わって来る。

「すー・・・すー・・・・くー・・・・くくー・・くくー・・・・」

熟睡するとたまにイビキをかくのは、秘密だ。

雫に話したことも無い。


ベッドからそっと抜け出し、1階のリビングに向かう。

こんな日は晩酌をするしかないかな・・・・


焼酎の炭酸割を飲みながら、ネットをいろいろと見て回る。

酒の飲みすぎは悪いと思いながら最近飲む回数が増えた自覚はある。

まぁ明日も休みだからね。

ん・・・?


何やら視線を感じて振り返ると・・雫がリビングの入り口に座っていた。

眠そうではあるが。


「ゔにゃぁぁぁ・・・・」(いつまで起きているのだー)

これはあかん。

結構怒っている声だ。


ごめんなさい、今すぐ寝ます。

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