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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第3章
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今日は祝日ではないですが、更新します

もうすっかり秋

柿が色づいている。

そろそろ収穫してもいい時期だろう。

熟している部分から野鳥に狙われ始めている。


2階の出窓から、その様子を見る猫。

ハナちゃんである。


雫は・・最近は2階に上がることはなくなった。

縁側でいつも寝ている。


ハナちゃんは雫のことが心配なのか、縁側でよく雫の毛づくろいをしている。

雫はそれに気づいているのかどうか。

目を閉じて、寝ているようである。


台所では、高木さんがご飯を作っている。

あいかわらず、週末はうちに来ている。

そして寝室で一緒に寝ている。


けして男女の仲になったわけではない。

それでも、なにか距離感が変わったような気がする。


雫は相変わらず気に入らないのか、夜寝るときは私にぴったりくっついて寝る。

それでも、高木さんがうちにいることには慣れてきたと思う。

文句を言うことはなくなった。


ただ・・・だんだんと・・・元気がなくなているようなのが気になる。

高木さんもハナちゃんも、雫のことが気になっているようだ。


あぁ・・・それは仕方のないことなのかもしれないけれど。

このまま、ずっと一緒にいられたらいいのに。

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― 新着の感想 ―
[一言] 秋独特のちょっと寂しい感じが出て良い。
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