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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第3章
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夏休み 雫Side

ご主人は夏休みらしい。

それなのに・・・・


”ししょー、遊びませんか?”

ハナはずっと家にいる。

自分の家に帰らなくて、だいじょうぶなのかしら。



”ひとりで遊んできなさい。私は縁側にいるわ”

”えー。一人で遊んでもつまんない”

そう言って、ちかくで毛づくろいを始める。

まぁ素直な子なのは認める。


ハナとあの女はとっても似ている。

顔も、性格も。

おかげで、ご主人も私も影響を受けている。


それにしても、いつもまでいるつもりなんだろう・・・

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