118/132
寝室 雫Side
今日は、ご主人は和室で寝るらしい。
和室を占領しているあの女は別のところに行くのであろう。
「それは大変ですね。わかりました。幸い、押し入れには2組の布団があるから大丈夫ですよ。」
何を言うかな
。
「高木さんには2階の寝室を使っていただこうと思います。いかがでしょう?」
「いえいえ、さすがにそういうわけに行きませんので。」
とっとと2階に上がってほしい。。
「いえ、大丈夫ですよ。シーツなどは変えますし。」
あの女は笑いながら言う。
「大丈夫ですよ。私も和室で寝ますね。」
どうしても、同じ部屋で寝るらしい。
「ニャア!」(私もここで寝る!)
久しぶりに猫パンチではたいた。
しかしながら、あまり効いた感じがしない。
・・・・