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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第3章
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和室 雫Side

和室は我が家で一番広い部屋で、縁側もある。

夜ご飯を食べた後、私は縁側で毛づくろいをするのが日課だ。

しかし、週末は邪魔をされる。


「すみません、お風呂先にいただきました。」

そう言って和室に入ってくるあの女。

むう・・・

仕方ないので、縁側から出て2階に向かう。


2階の寝室の前でご主人を待つ。

まだかしら・・・


「それでは、高木さん。おやすみなさい。」

「ええ、おやすみなさい。」


あの女に挨拶をしてご主人が2階に上がってきた。

「にゃ!」(遅いわよ!)

ご主人を先導して寝室に入る。

ご主人は電気を消してベッドに横になる。


以前なら飛び乗ったのだけど、ご主人が設置してくれたスロープを登る。

そしてご主人の横に寝そべるのだ。


ご主人が撫でてくれる。

ゴロゴロと喉を鳴らす。


やがて、ご主人は寝てしまった。

私も眠ってしまう。


おやすみなさい、ご主人。

ゆっくり眠ってね。


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