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うちの猫は早く寝ろと催促してくる  作者: 三枝 優
第3章
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食材

週末、一緒に御飯を食べているということは当然2人分の食材が必要となる。

なので、2人で食材の買い出しに行くことになる。


よく行くのは、車で10分くらいにある産地直売所みたいなところ。

新鮮な野菜や魚が手に入り、しかも安い。


「へい、いらっしゃい」

威勢のいい店員。

その後困ったような感じである。

「ええっと・・・お連れさん、今日はブロッコリーが新鮮で安いよ。いかがですか?」


わかっている。

奥さんといえば良いのか、娘さんといえば良いのか悩んだんだろう。


高木さんと私であれば、たしかに親子と言ってもおかしくは無い年齢差なのであろう。

まぁ、奥さんでも娘さんでもないのだけれど。

「いいわね、いただきますね。」

高木さんは、気にすることもなくブロッコリーを手に取る。

「今日はシチューにでもしましょうか?」

「では牛肉か鶏肉も買いましょうか。」

「そうですね、雫ちゃんとハナちゃんのための鶏むね肉も必要ですしね。」

人参・玉ねぎも買っていこう。

「たまには、私が料理を作っても良いんですよ。」

そう言ってみる。

「ありがとうございます。じゃあ、今度お願いしますね。」

いつものように返事を返す高木さん。

やはり、今日も自分で料理をするつもりのようだ。

なんとなく、申し訳ない気持ちではあるが・・

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