表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【チラシの裏】僕と彼女たちの小話  作者: 農民
高校生エッチなイチャ甘ラブコメ メイン
86/169

文化祭~準備~2

「忙しそうだね」


生徒会室に入った僕は一心不乱に書類を捌いている彼女に声をかけた。


「ほんと、嫌になっちゃうわ」


彼女は手を休める事無く返事を返してきた。


「何か手伝おうか?」


彼女一人が作業しているのが心苦しく、僕は控え目に提案した。




「貴方に手伝ってもらうと、かえって作業量が増えるからいいわ」


「ひどい!」




「前に手伝って貰ってテンヤワンヤしたのをもう忘れたのかしら?」


「さて、飲み物でも買ってこようか?紅茶でいい?」




「甘めのやつにしてちょうだい」


「珍しいね、いつもは無糖なのに」




「疲れてるのよ」


「肩でも揉もうか?」


「視線が肩にいってないからいいわ」


「バレたか」




「あ、そうだ。この書類を職員室まで持って行ってちょうだい」


「職員室のシュレッダーにかければいいんだね?」


「そんな事をしたら反省文百枚書いてもらうわよ?」


「それは勘弁、できれば甘いお仕置きにして欲しいな」




「馬鹿言ってないで早く持って行って頂戴、


帰ってきたら休憩がてら貴方の想像していることをしてあげる」




「韋駄天の如く音速で戻ってくるよ」




「・・・何も聞かずに行ってしまったけど、


職員室でどこに置くのか分かるかしらねぇ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ