テスト勉強会2
「お勉強会だぁっ!」
「そうだね」
僕は放課後の教室で彼女と二人、向かい合いながらテスト勉強をしていた。
「テストが終わったらカラオケに行こぉ」
「テストが始まってすら無いのに、既に打ち上げの事を考えている君が好きだよ」
「えへへ、実は割引券もらったんだぁ」
「誰に?」
「知らないおじさん」
「・・・変な遊びしてないだろうね?」
「失敬な!街を歩いていたら急に話しかけてきて、無理やり渡してきたんだから!」
彼女は腕を振り回しプリプリと怒る。
「販促の業者さんだったんじゃない?」
「確かにスーツの上からカラオケ屋さんのハッピ着てた気がするぅ」
「それきっとお店の人だよ!PR活動だよ!」
「おじさん、凄く笑顔で愛想が良かったなぁ」
「仕事だからね!」
「普通なら10%引きだけど、君なら半額にしてあげちゃう、とか言ってたよ?」
「おじさん完全に巨乳美少女に釣られてるよ!」
「だから一緒に行こぉ」
「テストが終わったらね!」
「ガンバろぉっと」
しばしの間、ペンが走る音と互いの息づかいのみが教室の中に響く。
「飽きてきたぁ」
「早くない?もうちょっと頑張ろうよ?」
「お腹空いたよぉ」
「胸にたっぷりと栄養溜め込んでるだろ」
「自分で吸えても、何も出ないんだぁ」
「僕が吸ったら?」
「何も出ないと思うけどぉ・・・試してみる?」
彼女は自分の胸を持ち上げ、たゆんたゆんと揺すり、豊満さをアピールしてきた。
その扇情的な光景に、僕は生唾を飲み込んだ。
「膝枕して、頭を撫でてくれる?」
「よしよししてあげるぅ」
「そのプレイにはいったいおいくら万円払えばよろしいでしょうか?」
「可愛いって一杯言ってくれれば、それでいいよぉ」
彼女は天使か何かの生まれ変わりなのだろうか?
「世界一可愛いよ!」
「てへへぇ」
照れたように頭をかきながら笑う彼女の姿に、僕は心の底からそう思い叫んだ。
「じゃっ、早速準備するね!」
僕は彼女の周りに椅子を集め、寝れる体勢をとれるようにする。
この時点で、僕はテスト勉強を続けるつもりは更々無くなっていた。
「もぅ、必死すぎぃ」
彼女は脚をプラプラさせながら、嬉しそうにコロコロと笑った。
「準備出来たよ!」
僕は今日一番の笑顔で言った。
「はい、じゃあぁ・・・どうぞぉ」
そう言って彼女は自身の太ももをポンポンと叩いた。
「失礼しまぁす!」
僕は期待に胸を膨らませながら、
宝石に触れるかのように、ゆっくりと優しく彼女の膝に頭を乗せた。
触れた瞬間、彼女の甘い香りが鼻孔をくすぐる。
ムチムチとした肉感のある太ももは、僕の頭部を柔らかく包み込み、
彼女の温もりをダイレクトに感じられた。
ニーハイとスカートの隙間には白くキメ細やかな美しい素肌が覗いており、
その素肌にニーハイのゴム口部分が食い込んでいて、
太もものプニプニ感を視覚と触覚でダブルに楽しむ事が出来た。
「くすぐったいよぉ」
僕は頭をモゾモゾと動かせ、彼女の太ももの感触を全力で感じる。
仰向けに寝返りをうつと彼女のブラウス越しの下乳が視界一杯に広がり、
他の景色は全く目に入ってこなかった。
下から眺める彼女の双丘の頂点は薄らと隆起しており、
僕は興奮はマックスに達した。
「ほらぁー、よしよしぃー、良い子でちゅねぇー」
圧倒的なスケールに言葉無く驚愕していると、
彼女は蕩けるような甘い声で囁きながら、
僕の頭を優しく撫でてきた。
僕は昇天しそうな程バブみを感じ、意識を失いかけた。
「やっぱりだめぇ!恥ずかしすぎぃ!」
急に彼女は僕の視界を両手で塞ぎ、足をバタバタさせた。
彼女の柔らかい太ももがクッションになり、頭への衝撃はほとんど無かった。
「ここまで来てお預けぇ!?先っぽ!先っぽだけでいいから!」
僕は両手を合わせ、彼女に拝んで頼み込む。
「だめだめぇ!いやらしい顔しすぎぃ!」
彼女は無理やり立ち上がり、至福の時間は終わりを告げた。
「はいっ!今日はもうおしまい!また明日ね!」
そう言って彼女は即行で帰り支度を済ませると、足早に教室を出ていった。
取り残された僕は、去り際の真っ赤に染まった彼女の顔を思い出しながら、
彼女の残り香を楽しむのであった。