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【チラシの裏】僕と彼女たちの小話  作者: 農民
書き初め、試行錯誤中
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コンビニのアイス

アイスが食べたい。


そう思ったのは夕食後に散歩中をしている時だった。


もう日が落ちているのに、少し歩くだけで汗が出てくる今日みたいな熱帯夜にアイスが食べたいと感じることは何ら不思議の無いことだと思う。


モナカ系がいいな。中にチョコ板が入ってると尚良し。


コンビニに寄るか。


僕はアリが甘いものに向かうように最短ルートでコンビニへ歩き出した。





「あれ、君もアイス買いにきたの?」


コンビニでアイスを物色していると声をかけられた。


振り向くと私服姿の同級生がいた。


ラフな格好をしておりキャミソールにハーフトップと非情に風通しが良さそうだった。


いつも見ている制服姿とは違い、その扇情的な服装に僕はドギマギした。


「そうだよ。でも欲しかったのが無くてね。どれにしょうか迷ってたんだよ」


僕はキャミソールによって形がくっきりと分かる大きすぎず、小さすぎない彼女の美しい双丘を凝視しながら答えた。


「ふーん、私はいつもこれだけどね」


彼女は屈んでケースからアイスを取る。


屈んだ時にハーフトップで強調された彼女の魅惑的な臀部に無意識に右手が伸びるが、即座に理性の左手が押さえにかかる。


「いつもは妹と分けるんだけど、一緒に食べる?」


彼女の取り出したのは1つの袋に2つ入っているアイスだった。


僕はキャミソールから覗くブラ紐をチラチラ見ていたが即座に頷いた。


きっとだらしがない顔をしていたに違いない。

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