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【チラシの裏】僕と彼女たちの小話  作者: 農民
書き初め、試行錯誤中
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夕食後の愚行

「餃子が食べたい」


僕がそう言いだしたのは夕食後間もない時だった。


「あぁ、今テレビで特集してるのね。明日は餃子にする?」


「いや、今から食べに行こう」


「・・・なに?夕食足りなかったの?」


彼女はちょっとキレ気味に僕に聞いてきた。


「いや!十分に足りている!自分でも馬鹿な考えだとは思う!しかし!明日休みだからこそ、夜に馬鹿な事をしてみたいじゃないか!」


「貴方ってホント食べ物の事になると馬鹿になるわよね」


彼女は完全に呆れている。


正直、僕も自分に呆れていた。


「ねぇ~行こ~餃子食べてビール飲も~」


僕は彼女に甘える様に言う。


「一人で行ってきなさいよ」


彼女には冷たくあしらわれた。


「一緒に行こうよぉ~デザート食べてるだけでもいいからさぁ~」


僕はしつこく彼女を誘う。


「あぁ、もう、分かったわよ」


僕のしつこさに折れた彼女は出かける準備をする。




結局、二人で餃子を食べ、ビールを飲んだ。

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