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麗しの白
テイストが違います。
嗚呼、なんと魅惑的な御美足なのだろうか。
意匠が凝らされた純白のガーターストッキングに包まれた君の美しい脚は、
まるで清々しい朝日のような目映い光を放ち、僕の視線を捕らえて離さない。
10デニールも無い極薄のストッキングは、
靴下本来の役割を十全に果たす事は叶わないだろう。
君の御美足をより一層美しく引き立て、
僕を誘惑するためだけに、
純白のストッキングは存在していた。
極薄のキメ細やかなホワイトナイロンから、
シミひとつ無い健康的な色白の肌が透けて見える様は、
純粋無垢な白の清楚さを体現していた。
最近コメディばかりなので、脱却を目指し書き進めていた物です。