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【チラシの裏】僕と彼女たちの小話  作者: 農民
高校生エッチなイチャ甘ラブコメ メイン
120/169

いいニーハイの日

導入部分のみです。

「今日は何の日か知ってる?」




「太平洋記念日ね」




「なにそれ?」




「マゼランが船で初めて世界を一周して、地球が丸いことを証明した日」




「天動説!」


「地動説よ」




「過去の冒険者が偉業を成し遂げた日・・・何ともおあつらえ向きな日じゃないか」




「また意味不明な事を言い出したわ・・・」




「偉人を見習い、僕も冒険したいと思いまぁすっ!」




「旅にでも出るの?」




「違うよ!話を戻すけど、今日は〈いいニーハイの日〉なんだよ!」




「ふぅーん、それで?」







「僕はタイツが好きだ・・・


・・・大好きと言っても過言では無い。


しかし、ニーハイソックスの事も決して嫌いではないのだよ・・・


・・・おっと、このような表現では語弊が生まれてしまうね。


僕はタイツもニーハイソックスも同様に大好きさ!」







「どうでもいい貴方の主張をありがとう。


それで、欠片も冒険に掠りもしていない貴方の主張が、どう関係してくるの?」




「よくぞ聞いてくれました!


確かに君にはタイツがよく似合う・・・


・・・しかし!


今日ばかりはニーハイソックスにチャレンジしてもいいのではないだろうか!?」




「冒険するのは私なのねぇ」




「違う!確かに君には冒険してもらう事になる・・・


・・・ただ忘れないで欲しい。


君からタイツを奪い、ニーハイソックスを穿いてもらう・・・


この事は、僕にとっても断腸の決断であり、冒険であることを。


君は一人では無いのだよ。


僕がついている、一緒に冒険しよう」




「語っている所申し訳無いのだけれど、


結局私にニーハイを穿かせたいだけよね?」




「違う!


これは未知の大海原に航海へと乗り出す冒険者のように、


二人で新境地を発見しようという、


僕と君の初めての共同作業だよ!」




「二人の共同作業で貴方は一体何をするのよ・・・」




「君の脱ぎたてのタイツを頬張りながら、


君が色々なニーハイソックスに生着替えする姿を間近で観賞してるよ」




「それのどこが二人の共同作業なの?」




「例えば君が一人でニーハイを穿いたとしよう・・・


君の事だ、きっとニーハイソックスを完璧に着こなせてみせるだろう・・・


ただ考えてみて欲しい。


君が一人でニーハイを穿いたとしても、


〈いいニーハイの日〉は果たして成立するのだろうか?


僕はそうは思わない。


やはり第三者が観測しなければ、


君がニーハイソックスを穿いているという事実は世界に認識されず、


〈いいニーハイの日〉も成立しないのではないだろうか?」




「シュレディンガーの猫っぽく言っても、


実際ここにニーハイソックスが存在しなければ、今の話は成立しないわよ?」




「そこは抜かり無いよ・・・


・・・じゃっじゃあーんっ!


厳選セレクトォオッ!ニーハイの盛り合わせだぁっ!」




「貴方、始めから計画尽くだったわね?」




「ふっふっふ、男が口から言葉を発する時、それは〈行動〉すると決めた時だ!」




「ドヤ顔でポーズまでキメちゃってくれてるけど、全然格好良く無いわよ?」




「とか言いつつ、内心スゴくキュンキュンしてるんでしょ?」




「どこからその自信が湧いてくるのよ・・・」




「湿り気を帯びたエグ味のタイツか・・・悪くないな」




「ねぇ、失礼過ぎるハレンチ極まりない妄想の上、


何でもう私のタイツを食べながら、生着替えを見れると思ってるの?」

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